究極伝クロスゾーンスーパーZ

□第五話 温泉では男湯は極楽が女湯は危険な香りが出る
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身体から湯気が出るくらい長風呂をしたあとは各自自由行動。恋人やら集団する者達は土産を買いに向かう。なのは達子供達や独り身などはゲームコーナーで遊ぶことになった。

アリサ「卓球勝負よ!」

メリオ「唐突だね」

アリサが突然卓球勝負を申込んだ。それにすかさずメリオが突っ込む。

アリサ「温泉に来たら卓球は常識でしょ!」

なのは「そ、そうなのかな?」

すずか「あはは…」

リョウ「ま、なんでもいいさ。他の面々は別で遊んでるし。この5人でやるか」

アリサの強引さになのはとすずかは苦笑い。リョウは軽く淡々と決定する。

アリサ「決まりね!さっそくクジを」

メリオ「いつの間に…」

アリサはいつの間にか作ったクジで対戦メンバーを決める。まず一回戦、なのは対アリサ。運動神経の圧倒的差でアリサの圧勝。なのはは息切れで倒れ込む。次にメリオ対すずか。大接戦だったが僅差でメリオの辛勝。次はリョウ対アリサ。アリサはリョウに対して自身満々。その理由はリョウは体育の時の順番はほぼ真ん中。だがリョウが少し本気を出された瞬間敗北。リョウの勝ちに終わった。アリサはなんで真面目にしなかったのかと怒るがリョウはめんどくさいの理由。それにアリサの油に火を注いだがリョウはのらりくらりと躱す。最後にリョウ対メリオ。

メリオ「クッ…これほど!」

リョウ「まあ楽しめたな。だが、これで終了だ!」

2人の勝負はハイレベルだったがリョウのほうが一枚も二枚も上だった。結果はリョウの勝ちになった。

アリサ「あ〜んもう!リョウったらなんで真面目にやらないのよ!そうすればもっといい成績なのに!」

リョウ「ふん、んな面倒いのするか。俺はあんまり目立ちたくないんだよ。てめえらのせいなんだからな」

アリサ「なぁんですってえ!」

すずか「ア、アリサちゃん、落ち着いて」

アリサはリョウに文句を言うがリョウは躱すしかない。それが余計にアリサを怒らせる。そんな2人に他の3人は苦笑いするしかなかった。

???「ちょいとごめんよ」

そこにオレンジ髪のグラマラスな女性が話し掛けてきた。アリサはキツく対応するが女性はまるで酔っ払いのような分け分からないことを言ってくる。それに気付いたのはなのはとユーノとリョウとメリオのみ。

リョウ「すまんが酔っ払いと相手する気はない。これ以上しつこいと店員を呼ぶぞ」

???「なんだい坊や。アタシらの邪魔をしようってのかい?」

リョウ「はぁ…酔っ払いは酔っ払いか。メリオ、人を呼んでくれ。どうやらこの女は常識がないようだ」

???「さっきからなんだい。いいかい、私が言いたいのはアイタッ!」

シーザー「なにをしている」

リョウはメリオに人を呼んでもらおうとしたらそこにシーザーが女性の頭をはたく。リョウはどうやらやっと話が通じるとわかる。

???「なにすんだいシーザー!」

シーザー「それはこっちのセリフだアルフ。こんな小さな娘を脅すとは何事だ。しかも何も知らない娘まで巻き込んで。お前はあの娘を面倒事に巻き込ませたいのか。聞いて呆れるぞ」

アルフ「わわわ、わかったよ!すまないね嬢ちゃん達、お姉さんの勘違いだったよ」

シーザー「こちらからもすまない。私の連れが迷惑をかけた」

リョウ「いや、気にしないでくれ。その代わりにその女をしっかり常識を叩き込んでくれ。巻き込まれはごめんだからな」

シーザー「約束しよう。さ、行くぞアルフ」

アルフ「うわわ!」

リョウ「はぁ」

アルフ〔そこの坊や2人に使い魔一匹に嬢ちゃん。私達の邪魔をしたらガブリとするよ〕

シーザーに連れてかれたアルフという女性はリョウ達に念話して忠告をさせる。それが逆効果となりここにジュエルシードがあることを教えたことになった。

リョウ〔やっぱあの女アホだわ。使い魔としてダメだろ〕

メリオ〔あ、あはは…〕

ユーノ〔こ、ここにジュエルシードが…!〕

なのは〔あの娘がここに…〕
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