創造神の誕生〜vividな外伝〜
□Memory11 再選!伝える気持ち
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3人称SIDE
再選当日になりロクサスはアインハルトと待ち合わせをする。場所が少し遠いため誰かが迎えにいかなきゃならない。
そこでいちいち別々ではなく一緒になったほいが早いというわけでロクサスはアインハルトと待ち合わせして一緒に行く事になった。
「おはようアインハルト」
「おはようございますロクサスさん」
「もうすぐ迎えがくるな。誰が迎えにくるんだろうな?」
「さあ?」
待って数分後、2人の前に車がくる。車の窓が開き青のショートヘヤーの女性スバルが姿を見せる。運転しているのはオレンジのロングヘヤーの女性ティアナだ。
「おはよう!2人とも!」
「「はい。おはようございます!」」
「おはよう」
「今日はよろしくお願いします」
「ええ」
ロクサスとアインハルトは車に乗り、再選場所に移動する。その間、スバルはロクサスをジッと見つめている。ティアナもミラーからロクサスを見る。
「あの…どうしたのですか?オレを見つめて…」
「…ねぇ。君はロクサス・アルシュタートよね?」
「はい。そうですが」
「ティア。やっぱりこの子だよ!ほら!なのはさんがいってた子!」
「そのようね」
「なのはさん?誰ですか?だけど、どっかで聞いた名前」
スバルとティアナはロクサスの名を聞きやっぱりといった表情になる。ロクサスはさっぱりわからないという顔になりなのはの名に?マークをうかべる。
「高町なのは一等空尉または教導官よ」
「私達、なのはさんの部下で教え子なの!いわば君の先輩に当たるのかな?」
「高町教導官を知っているのですか!?それに教え子って!」
「そういえば自己紹介してなかったね。あたしは【スバル・ナカジマ】防災士長。特別救助隊に入ってるの!」
「私は【ティアナ・ランスター】執務官よ。よろしくね」
「う、うえ!防災士長!?しし、執務官!?し、失礼しました!じ、自分はロクサス・アルシュタート訓練生です!よろしくお願いしましゅ…!!あう…噛んでしまいました……」
なのは教導官とスバルとティアナの名と階級にロクサスは慌てふためき混乱して自分の名を名乗るが舌を噛んでしまう。
そよなロクサスを見て、スバルとティアナは微笑ましく笑う。アインハルトはそんなロクサスに驚く。あんまり見た事ない光景にビックリした。
「あはは…なんだかかつてのあたし達みたいだねティア」
「そうね。懐かしいわね」
「はぅ……////」
「クスクス…敬語としなくていいからね。気軽に呼んでね♪」
「し、しかし…」
「スバルの言う通りよ。私達に敬語は必要無いわ。それに今はプライベートの時間だからね。フランクに喋りなさい。いいわね?」
「は、はい////」
スバルとティアナは緊張してるロクサスを見てかつての自分達を見てるようで微笑ましくなった。ロクサスは堅くなる。
理由はここで気軽にそしてよろしくない事をすると今後に支障を起こすため言動に気をつける。しかし、スバルは敬語にせず普段通りに喋って構わないと答える。
ロクサスは迷うがティアナに言われて顔を紅くしながら従う。そんなロクサスを見て、アインハルトはムッとししかめっ面の顔になる。
「えと…アインハルトさん?どうしたの?なんだか顔が怖いんだけど…」
「なんでもありません」(プイ)
(なんですかロクサスさん!綺麗な2人と話をしてニヤニヤしているのですか!お姉さんに言いつけますよ!?)
「あらあらまあまあ…」」
アインハルトはロクサスがスバルとティアナの2人と親しく喋っていて紅くしているのを見て嫉妬している。もっとも別に親しくでもなくニヤニヤもしていなく緊張しているだけなのでアインハルトの目にはそう映っているだけなのだ。
スバルとティアナはそんなロクサスとアインハルトを見て微笑ましくなって見る。
ヴィヴィオSIDE
13:20…アラル港湾埠頭の廃棄庫区画、試合開始まであと少し。わたし達は今か今かとアインハルトさん達を待っている。
スバルさんとティアナさんがアインハルトさんとロクサスさんを迎えに行ってきている。わたしもトウヤくんも準備万端で健康も良好。
一週間前のメンバーが集まっている。
「お待たせしました。アインハルト・ストラトス。参りました」
「来ていただいてありがとうございますアインハルトさん」
スバルさんとティアナさんがアインハルトさんとロクサスさんを連れて来てくれた。わたしは前の事を加えて謝る。
「ロクサス・アルシュタート。同じく参りました」