創造神の誕生〜vividな外伝〜

□Memory17 リョウ対2人の主人公〜1対2〜
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ヴィヴィオSIDE



トウヤ君もリョウパパの弟子入りができたようだ。それにしてもトウヤ君、あんなに強かったんだ。わたしだけじよなくリオやコロナ、アインハルトさんにママ達も驚いている。
けど、それ以上にリョウパパはそんなトウヤ君を圧倒するなんてやっぱりリョウパパは強い。ティアナママやスバルママ、なのはママ達も鍛えて教えたっていうし。うわっもう身体が疼いてしょうがないよ!アインハルトさんももう疼くのが止まらないって感じだ。

(アインハルトさん、見学抜けますか?)ヒソヒソ

(あ、ええと…)ヒソヒソ

(こういうの見ちゃうと身体動かしたくなりますよね。ですからよければ向こうで軽く一本!)ヒソヒソ

「はい…是非」

わたしはアインハルトさんを誘う。アインハルトさんはOKを貰い、わたしはなのはママ達に許可をもらって移動するの。
アインハルトさんに近代格闘技のミット打ちを教えるの!その頃リョウパパはトウヤ君とロクサスさんの2人を同時に相手にしていた。



「リョウSIDE



さて、弟子入り試験も終わったのはいいがそれだけじゃつまらないからな。ならば、今度は2人同時にかかってくるようにいった。
分身体やバーダックやナルト達じゃない。初めて戦う仲間との複数対決だ。たまにはこういうのもありだな。

「テエエイッ!!」
「ラアアッ!!」

「遅い」

トウヤとロクサスは俺を挟み込むように攻撃してくる。俺は双剣で軽くいなし防ぐ。ふたりは攻撃を続けるが俺は全て防ぐ。
即席の連携にしてはなかなかだな。だが、躱すだけじゃない。

「クオォォ!!」
「うりゃああ!!」

「無駄」

俺は躱しながらロクサスの脇腹に剣を叩き込み吹き飛ばし、トウヤは胸元に蹴りを入れる。2人はぶっ飛ばされるがすぐに立ち上がる。
連戦の割にはなかなか根性があるな。まあ、そうでなくてはいけないな。トウヤはロクサスの側により、念話で会話をしている。
おそらく作戦を建ててるのだろう。どんな策かな?……お?ロクサスが先に前に出てその後ろをトウヤがついて来る。時間差攻撃か。考えたな。

「デヤッ!」

「…」

「ダアアッ!」

だが、それも無意味だ。全て躱し、距離を取る。2人はそのまま並んで同時連続攻撃をしてくる。激しい攻撃をもろともせず全てを躱し捌き防ぐ。

「うわっ!」

「くっ!」

2人が同時に攻撃してきたが、俺はビルの屋上まで跳躍して躱す。さすがにあんなに跳躍するとは思ってなかったのか唖然とした表情になった。
どうする?ここまで飛ぶのか?それともビルの階段を使うか?どうするかな?



トウヤSIDE



あんなに跳躍するのか普通!魔力を使わず身体能力だけで跳ぶなんて…どうする?僕はISを使って飛べるけど、ロクサスさんは…

〔どうしますか?〕

〔オレは別の階段で屋上にいく。トウヤはあの全身機械のアレで注意を引きつけてくれないか?〕

〔ISっていいます。わかりました!任せてください!〕

僕はISを作動させる。なったのはJのヴォルレント。空を飛び、ビームライフルで牽制する。リョウさんはライフルを剣で防ぐ。
その間にロクサスさんは隣りのビルの内部に入って階段を昇る。リョウさんはその場に動かずライフルを全て剣で防ぐ。
リョウさんは周りに魔力弾を作り出し、それを放ち出した。僕はなんとか攻撃を躱していく。当たりそうなものはシールドとオルゴン・クラウドのフィールドで防ぐ。

「どうした。離れたところからやっても勝てないもんだ」

確かに…だったら接近戦だ!僕はエネルギーソードで攻撃してくるが、やっぱり簡単に防がれる。ちょうどその時にロクサスさんが屋上に到着した。
隣りのビルからこっちに飛び乗り、リョウさんに突撃する。また連携で攻撃するけど全然当たらない。こうなったら…ロクサスさんが攻撃してる間に僕は距離を取る。
ビームライフルの威力を高める。

〔ロクサスさん!離れてください!〕

〔わかった!〕

ロクサスさんがリョウさんから離れる。

「くらえ!ロングレンジビーム発射!!」

ヴォルレントの最強兵器ロングレンジビームを発射する!これは直撃だと思っていたら軽やかな跳躍で躱されほんの少し離れたビルに着地した。
全然当たらない!ダメだ!レベルが違いすぎる!本当にどうしよ…



ロクサスSIDE



これが圧倒的力の差ってヤツなのかな?まるで遊ばれてる感じだ。さすがは高町教導官とテスサロッサ執務官の夫だ。
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