創造神の誕生〜vividな外伝〜
□Memory23 陸戦試合2回戦〜乱戦〜
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リオSIDE
リョウさんの策のおかげでわたし達が一歩リードした。あとはわたしとコロナがキャロとルールーを撃墜すればわたし達の勝利だ!
だけど…
「デエエェイ!!」
「おっとっと…甘いよ!」
なかなか撃墜できない!こっちは速攻で全力でしてるのに…すごい。これがコロナのデバイスを造った人だ。
「ゴライアス!」
「フリード!」
“ギャオオオオ!!”
コロナもキャロを相手にすごく苦戦してる。互いにゴライアスとフリードを使って撃墜しようと頑張ってる。
「簡単には負けないよ。いくら策にやられてもね。こっちは年上として簡単にはね!」
こっちだって負けないよ!ヴィヴィオ達が頑張ってるんだ!必ず撃墜してみせるよ!
「いくよコロナ!」
「うん!リオ!」
「こっちもいくよ!ルーちゃん!」
「ええ!」
ロクサスSIDE
「グッ!トウヤ!気合いをいれろ!オレとお前でテスサロッサ執務官とエリオさんを全力で足止めするんだ!」
「わかっています!」
今のところはなんとかテスサロッサ執務官とエリオさんの足止めしてる。けど、同じGWでもこれほどの力の差があるなんて。
「いくよ!ストラーダ!」
「バルディッシュ!」
くそっ!素早い上に重い!こっちは防戦一方になってきている!トウヤの方もなんとか食らい付いてるって感じだ!
「ハッハッハッ…」
〔大丈夫トウヤ?〕
「なんとかね。でも…スピードが、付いていくのがやっと」
あっちもかなり大苦戦してる。足止めもそんなに長くは続かない。でも、耐えてみせる!オレ達は試されてるんだ。
そして、託されてるんだから。
「持ち堪えて足止めするぞ!」
「了解!頼むよブレイブ!」
〔わかってるわよ!任せなさい!〕
「ブレイク!」
〔了解です!存分にマスター!〕
いくぞ!
ノーヴェSIDE
チッ!やべぇぜ!マジで大苦戦だな。こっちは序盤から結構ダメージを食らってるからな。
「マズいよノーヴェ!このままだと撃墜されちゃうよ!」
わぁってるわ!スバルに言われなくてもな!畜生!ヴィヴィオとアインハルトは相変わらず1対1の戦いをしてるなが、ダメージの蓄積の多いこっちが不利!
「アインハルトさん!このまま押し切りましょう!」
「はい!」
「畜生!そう簡単にやられるか!おいスバル、気合いをいれろよ!」
「それはこっちのセリフだよノーヴェ!絶対に耐えてみせるよ!」
いくぜ!こっからだぜ!逆に撃墜してやるぜ!
ティアナSIDE
「甘い。それでは俺を足止めするのは無理だぞ」
「クッ!」
「そらっ!」
「ウッ!」
私はリョウさんの足止めをしているのだけど、リョウさんの動きが速くてなのはさんに攻撃をしている。足止めが全然できてない!
やっぱりリョウさんは強い。足止めのつもりが、逆に足止めされてる。
「ほらどうした?もう少し速く動かないと俺は止まらないぞ」
「わかっています!」
「ティアナ頑張って!」
私はさらに激しく魔力弾を放ちながら格闘をする。足払いや回し蹴りを繰り出しながら射撃をする。
「おっと!なかなかいい攻撃だ。けど…」
「キャッ!」
「はい隙有り。そして」
「クッ!」
だめだ。私の癖が見破られてる。でも、負けない。私達にも意地があるから!
リョウSIDE
ふぅ…ティアナ、ほんとに強くなっな。ほとんどギリギリだからな。余裕そうに言ってるがな。だが、なのはに援護射砲撃をさせるわけにはいかない。
(まだか?こっちは一杯一杯だぞ)
(マスター。そろそろヤバいですよ)
わかってるさバサラ。だが…
「この!」
「ムキになるのはよきないぞ?」
「ムキになってません!」
床に撃った。!これは…跳弾か。なるほど…考えたな。多少驚いたが躱す。反撃で跳弾を交ぜた射撃を撃つ。
「うわわっ!」
今だ!俺は振り向きなのはに砲撃を撃つ。なのははプロテクションで防ぐ。チッ!躱すと思ったのに!バレてたか。
実は今の砲撃はFBを狙っての砲撃なのだ。気付かれて防がれたがな。
「さすがはリョウ君。ちゃんと狙って撃ってるね」
どうも。そろそろケリを着けてほしいぜ。早くしろよ!ヴィヴィオ達!