創造神の誕生〜vividな外伝〜

□Memory24 陸戦試合2回戦〜終結〜
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3人称SIDE



エリオはアインハルトと激突していた。エリオはストラーダを激しく振るい、アインハルトを近付けないようにしていた。
アインハルトは槍を捌いて懐に入ろうとしてるが素早い連撃で入れない。

「ハッ!セイッ!セヤッ!」

「グッ…フッ…」
(早い…捌くだけで精一杯です!それに、援護攻撃もありこれでは逆にやられてしまいます!)

さらになのはの援護射撃も入り、アインハルトは徐々にライフを削られていっているのだ。
ヴィヴィオもスバルと戦っているがヴィヴィオもスバルを撃墜できずに困っていた。ノーヴェを撃墜し、流れに乗っていた。
しかし、そこにエリオとなのはの援護射撃が入り、流れが逆転してしまった。

(どうしよう。スバルが倒せない。パパはティアナを相手でなのはママを相手仕切れてない)

「ここで巻き返すよヴィヴィオ!」

「簡単にはやられないよ!まだこっちが有利だから!」

スバルとヴィヴィオは激しい格闘戦をする。



リョウSIDE



ティアナの奴、さっきよりも動きが良くなったな。魔法だけじゃなくて格闘術も加えてさらに激しさがましてきたな。
特に脚技が…ヤバいな。なのはが前衛組の援護射撃が加わって逆にピンチになっちまった。

「余所見とは油断し過ぎです!」

ティアナが銃剣にして突きにきた。だが…

「油断?何の事かな?こういうのは余裕って言うヤツだ。油断とはやられる事を指すんだ」

突きをいなして腹に蹴りをする。腕でガードされるが吹き飛ばし、そこから追撃で魔力弾を撃つ。

「グゥゥッ!」

これでティアナのライフは残り1760になった。ちなみに俺のライフは2190。ライフは有利だが、現状は五分五分か多少有利って所だな。
確かになのはの援護射撃で不利に見えるが、まだこっちの方が有利だ。ノーヴェは撃墜されてるし、FBはリオとコロナが足止めされている。
フェイトはGWが足止めしている。エリオはFAの所に行かれたが、まあ…モニターで見れば有利だ。

「どこが有利ですか?どちらかと言えばこっちが有利ですよ?」

「そのように見えなのはの援護射撃で有利そうだが、攻めてるのはこっちでありFBもかなりライフが減っている。撃墜も時間の問題だ」



ティアナSIDE



確かに…よく見たらルーテシアはもうライフが1000を切っている。フェイトさんもなのはさんの援護射撃で何とかダメージを最小限に抑えてるけど、トウヤとロクサスに押されている。
スバルの方も、エリオが援護に来てくれたけど…スバルはライフがかなり減ってきている。

「そろそろ終わろうか。面白い展開になってきたけど飽きてきたからな」

…とりあえず一言。やっぱりリョウさん、本気を出してなかった。気付いてたけど、だってその気ならなのはさんを完封してたのに途中から力を抜き感を感じていた。
まるでヴィヴィオ達の力を試してる感じだけど。わざとだね。

「なんで本気を出さなかったのですか?」

「だって面倒いし。本気をだしたらいけないから多少お遊びでな」
そりゃあそうだけど…

「それじゃあ…いくぞ」



リョウSIDE



俺は駆ける。ティアナは射撃の弾幕で近付けさせないようにするが、躱しながらお構いなしに接近する。

「くっ!コノォォ!」

いい射撃だが、まだまだ甘い。容赦なく接近し懐に入る。

「ショッ!」

「クフッ!」

後ろ回し蹴りで顎をクリーンヒットし、ティアナは少し宙に浮く。そのまま両手のダブルガンで体に狙いを定めて…

「終わりだ」

魔力弾の嵐をティアナに当てまくる。

「ああぁぁ!」

バンバン撃ちまくりティアナのライフをガリガリ削る。そしてティアナのライフは0になった。

「これでティアナは撃墜。そして…」

俺は振り返り、なにかを撃ち落とした。それはなのはの魔力弾だった。

「にゃはは…やっぱりリョウ君には効かないの」

当然だろ?さてなのは…これからは俺の相手だ。もう援護はさせない。

「いくよ!シューット!」

甘い。なのはの砲台タイプだから接近戦に弱いからな。接近戦で遊んでやる。

「ウッ!近付かせないの!」

お、気付いたか。でも、簡単に近付いてやる。

「そぅら!」

「グッ!」

なのはに接近できたので射撃をしながら蹴りを繰り出す。なのははガードをする。俺は連続格闘術で追い詰める。
なのはは接近戦は苦手だが、ガードと封じが得意だからな。最も俺はその隙は与えんがな。

「そらそらそら!」
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