ナルト短編

□アナタだけの瞳 (ナルヒナ)
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幼い頃…ずっと泣いていた。誰にも期待されなかった。落ちこぼれだと言われた。恥だと言われた。私は頑張った。
恥じないように頑張った。だけど誰にも認めてもらえない。私は泣いた。弱い自分に恥じた。弱い自分に泣いた。
私は誰にも認められないと思った。私の目は役立たずの目。そう思ってた。だけど、それは突然現れた。泣いてた私の前に突然現れた。
それは私を認めてくれた。それは私を助けてくれた。それは…私を欲していた。私は手を取った。私は知った。視野の狭さを。
私は知った。もっと素晴らしいものがあることを。私は知った。私を落ちこぼれと蔑んだ人達がなんとも愚かなことを。
私は知った。私は救われたのだと。そして…私は知った。私の目は…愛しい人の為にあるのだと。
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