闇夜の友愛(完)
□班わけ
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数日が経ち、サスケ達と合格した者達はアカデミーの一つの教室に集まっていた。そこにドアが開き1人の少年が入ってくる。
「おいおい、落ち零れがなんでここにいるんだよ」
「落ち零れく〜ん。今日は授業はないぞ〜」
「うるせえェ!この額宛てが見えないのかァ!今日から俺も下忍だァ!」
少年の名は【遠野トモル】。アカデミーきっての落ち零れで数日前の事件に関与していてそのおかげで額宛てをもらったのだ。
サスケ達は関与しなずいつもの端の席で談話する。十分後、教師【海野イルカ】が教室に入る。
「全員、席に座れよ!…………さて、今日から君達はめでたく一人前の忍者になったわけだが…さかし、まだまだ新米の下忍。本当に大変なのはこれからだ!」
イルカが新米の下忍達にこれから今後三人一組になり各班に1人ずつ上忍の先生が付き、指導の元任務をこなしていくと言う。
しかも、班のバランスよくするためあっちで決めたようだ。それを知り自称新米の下忍達は声を荒げ文句を言う。
サスケ達は下忍候補達を小バカにしたような表情で見つめる。班の発表が言い渡される。
「………次、第七班。【春野サクラ】、遠野トモル、そしてうちはユラム」
第七班のメンバーが発表された。自分の名が出た瞬間トモルは喜びサクラは沈むが、ユラムの名が出たら逆にサクラは喜びトモルは沈む。
もちろんトモルは怒るが、ユラムは一番の成績でトモルはドベと言われる。
「次の班を言うぞ」
第八班は日向ハナビ、【犬塚キバ】、【油女シノ】となる。
第十班は原作とかわらない。
「最後、第十一班。うちはサスケ、波巻ヒナ、渦風ナル」
班わけの発表が終了し、午後から上忍の先生が来るからそれまで解散するようイルカはそう言う。サスケ達は屋上で昼食を食い、午後までのんびりする。
午後になり、サスケ達は教室に戻り上忍の先生が来るのを待つ。数分後、1人の上忍が教室に入ってきた。
「第十一班。俺達が担当上忍だ。俺について来い」
担当上忍に呼ばれサスケ達は教室を出る。アカデミーから少し離れた建物の屋上に集まる。
「自己紹介をする必要はないな。3人の名前は知っている」
「アンタが俺達の担当上忍か。アンタ…暗部だな。しかもダンゾウの部下だろ」
「そうだ。俺の名は【ラウリ】」
このラウリはダンゾウの部下で数日前にサスケ達は一緒の班になれるよう火影に直訴しに行き、担当上忍を誰にするか困った所ダンゾウが自身の部下から1人をサスケ達の担当上忍にすると言ってきた。
火影は許可をし、結界ラウリが担当上忍になった。
「さて、本来ならテストをするのだがお前達の実力は知ってるからやる必要はないな。だから合格にする」
「いいのか?」
「構わんさ。俺の実力ではお前達に勝てん。だからムダな事はやらん」
あっさりサスケ達は下忍となった。これから表のサスケ達が動く。なお二日後、第七班と第八班と第十班も晴れて下忍になった。