リリカルCAPCOMStrikerS

□第一章 出会いその壱! 〜金と蒼とオレンジと金と桃〜
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「う、うぅ…こ、ここは何処だ?」

家康は穴に飲み込まれ建物内に現れ、気絶していた。家康は目を覚まし頭を振るう。立ち上がり辺りを見渡す。

「ここは、何処かの屋敷の中か?しかし、こんな構造見た事も無い!一体どうして?まさか、あの時の穴に飲み込まれて…なら、三成の何処かにいるはずだ!三成…必ず決着をつけよう!その前にこの辺りを探索し、なんとか情報などを手に入れなくてはな」

そう言い、家康は辺りを見渡し、探索しようとすると…

「!?なんだ?」

すると、通路から長方形の球体が十数体現れた。

「な、なんだコイツらは!?これは…カラクリか?」

謎の機動兵器は、家康を捕捉した。そして、赤い球体からレーザーが放たれた!家康はそれに驚いたが、躱す!

「うわっ!?いきなり攻撃してくるとは!コイツらは敵って事か!ならば!」

家康は両拳をぶつけ、気合いをいれる!

「お前達を破壊する!!」

そう言い、家康は構える!機械兵器はレーザーを放とうとするが!

「遅い!!」

家康は素早く接近し、機動兵器の懐に入る。そして!

「はあ!!」

右のストレートが機動兵器一体にきれいに決まる!機動兵器は簡単に貫かれ、そのまま爆発し木っ端微塵になる。
残りの機動兵器も家康が危険と判断し、彼に攻撃しようとする。だが…

「ふっ!はっ!てやっ!せい!」

家康がそれより早く、機械兵器達に左ストレート、左右の裏拳、アッパーカットなどの拳を使った攻撃を食らい瞬く間に機械兵器は次々と破壊されていく!
家康にとっては、この程度の敵はどうって事もなく、数多くの戦を駆けた為造作もなく倒していく!

「これで最後だ!!」

最後の一体も右ストレートのパンチであっさり破壊した。一通り敵を倒し終え、家康は一息つく。

「ふぅ…あのカラクリ、大した事はなかったな。それにしても、本当にここはいったい…」

そんな事を考えていると、背後からまた機械兵器数体が現れた。

「くっ!またか!」

家康は素早く構える!その時!

「ん?」

どこからか、何か妙な音が聞こえた。家康にとっては、あまり聞き覚えの無い音。この音はまるで、何かが滑り走っているような音。

「はあああ!!ディバインバスター!!!」

機械兵器がいる場所の左の通路から蒼白い光線みたいなものが現れ、機械兵器を破壊した。

「な、なんだアレは!?」

家康はあまりの現象に驚く。

「ふう〜、よかったぁ!ビルの中に民間人が突然現れたって聞いたから、てっきりガジェットに襲われているのかと思って心配しましたけど、どうやら間に合ったみたいだね!」

煙の中から15歳位の1人の少女が現れた。
姿は青のショートヘヤーの髪をし、白い鉢巻を巻き短パンを履き右手に機械のグローブみたいな物を装着し、靴はローラーブレードみたいな物を履き顔は童顔で少し少年っぽいがやはり女の子らしさがでてる。この女の子の名は【スバル・ナカジマ!】
どういう一息なのかは、すぐにわかる。

「あの…大丈夫ですか?・

「あ、ああ。大丈夫だ。すまない助かった」

「そうですか!あ、自己紹介をまだでしたね。私は時空管理局機動六課スターズ分隊スターズ3スバル・ナカジマ二等陸士です!「

「某は徳川軍または東軍総大将徳川家康と申す!ところでスバル殿」

「(殿?)はい。なんですか?」

「じくうかんりきょくとはなんだ?それにきどうろっかとは?」

「へ?あの…時空管理局を知らないんですか?」

「いや、全く知らない。それから、ここが何処か知らないか?」

「え?」

とりあえず、スバルは家康から事情を聞く。スバルからいろいろ聞き、家康がわかった事はここが日の本の国じゃない事だけだ。

「もしかして、徳川さんは次元漂流者なんですか?」

「じげんひょうりゅうしゃ?」

「えと、次元漂流者というのは…」

説明しようとすると、煙の中から、破壊されなかったガジェットが一体現れ、スバルに標準を合わせる。

「危ない!」

「え?」

家康はそれに気付き、スバルをのけさせ素早く走り、ガジェットに接近する。

「せやっ!!」

左フックでガジェットを粉砕し破壊する。スバルはその光景に驚いた。民間人それも次元漂流者があっさりガジェットを破壊した事に。
ガジェットにはAMFが付いており、簡単には破壊できない筈なのに。AMF(アンチマギリンクフィールド)…ガジェットの周りに何mか発動し、魔法を完全に無効化するフィールド防御系で上位クラスの防御魔法である。
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