リリカルCAPCOMStrikerS

□第二章 出会いその弐 〜蒼と赤と金とピンク〜
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家康がスバルと出会っていた頃、違う建物の内部で1人の武将が戦っていた。

「YaaaHaaa!!!」

蒼き稲妻を放つ男、政宗がガジェット数体を軽く粉砕していく。彼もまたこの世界に飛ばされしばらく気絶していた。
目を覚まし困惑したが自己簡潔して辺りを探索していたらガジェットと出会い、戦闘を開始していた。しかし、政宗にとってはガジェットは雑魚兵士と変わらなかった為あっさり全滅さした。

「Huu、いったい何なんだ?このカラクリ兵器は。あのザビー軍の新たなカラクリか?しかし、この建物の構造を見る限り奴等のじゃ無さそうだな。本当にここはいったい何処だ?

そう言い、辺りを見回す。右向いても左向いても同じ通路しか目には写らない。

「とりあえず、アテもなく進むしかないな。真田の野郎も見つけなきゃならねえしな」

政宗はアテもなく右に進んだ。






「フェイト!」

「わかったよ!シグナム!はあああ!!」

2人の女性がガジェットと戦っていた。
1人は、金色のツインテールをし白のマントを羽織り黒の服を着、手には杖を持ち杖の先端は鎌状になっている。女性の名は【フェイト・T・ハラオウン】!機動六課ライトニング分隊ライトニング1でその隊長である。ちなみにTはテスサロッサの略である。
もう1人は、ピンクのポニーテールの髪をし長身で同じ服を着、鋭い目をして剣を握り振るう。彼女の名は【シグナム】!フェイトと同じライトニング分隊でライトニング2である。また、とある人物のヴォルケンリッターの将にして烈火の将という異名をもつ。
2人は囲むガジェット数十体をどんどん破壊していく。

「かなりの数だね。早く倒さないと。奥にいる民間人が!」

「そうだな。しかし、何故突然民間人が?しかも複数の場所で?」

「わからないけど、今はそんな事を言ってる場合じゃないよ!」

「そうだな」

少し話をし、すぐに顔を真剣モードに変え戦闘を続行する。しかし、倒しても倒しても敵は増えるばかりである。

「くっ!今回は数が多いな!」

「はい!こんなになんて、今までなかったですね!」

「そうだな」

はっきり言ってしまえばじり貧である。このままではまずい!そんな事をシグナムは考えていると…

「SayYaaa!!」

「「!!??」」

奥から声が聞こえ振り向くと、奥から蒼い稲妻が迸りながら1人の男性政宗がガジェットに向かって突っ込んで行く!

「な、何いったい?」

「まさか、あの男が民間人か?」

政宗は六爪流にしてガジェットに突っ込み、六本の刀を振るう。

「Jet-X!!」

政宗はガジェットに腕をクロスするように六爪を振るう。ガジェット数体はそれをモロに食らい切り裂かれ爆発する。
食らわなかったガジェットも六爪から迸る雷に当たりショートしていく。そして、最終的に機能を停止し爆発した。

「な!?魔力を使わずにガジェットを破壊するだと!?」

「しかもあの人、片手ずつに三本の刀を持っていますよ!何なんですか!?あの人は?」

「わからん!だが、ただ者ではなさそうだ!」

フェイトは政宗のデタラメっぷりに驚き、シグナムはその凄まじさに驚愕しながらも興味を抱く。政宗は正面のガジェット達を破壊し、フェイトとシグナムに顔を向ける。

「Hey!あんたらに聞きたい事があるんだが」

「あ、はい。なんでしょうか?私も貴方に聞きたい事があります」

「…」

政宗は2人の話しかける。フェイトは驚きながらも話を聞く。もちろん、こちらの話も忘れない。シグナムは黙ってフェイトと政宗の会話を聞く。

「Sanks!先ず、ここは何処なんだ?見た所、日の本じゃないようだな」

「え?貴方、民間人じゃないんですか?」

「Aa?分けわからないんだけど」

「えっと、とりあえず詳しく聞かせてもらうませんか?」

「OK!」

政宗はフェイトとシグナムに説明する。フェイトも政宗に説明する。

「Huum…なるほど、つまり俺はじげんひょうりゅうしゃというやつでここは俺の世界じゃないという事だな」

「そういう事です。それにしても、真っ黒い穴ですか」

真っ黒い穴…それがなんなのか、フェイトとシグナムは考える。しかし、どんなに考えてもわからない。

「とりあえず、貴方は次元漂流者なので私達が保護します。よろしいですね?」

「確かに現状ではそれしかないな。OK!よろしく頼むぜ!」

「そういえば自己紹介がまだでしたね。私は時空管理局機動六課ライトニング分隊隊長のフェイト・T・ハラオウンです」
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