リリカルCAPCOMStrikerS

□第七章 ドッキドキの機動六課隊舎案内ツアー 〜前編〜
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家康達が機動六課の民間協力者になって次の日の朝。全員が食堂で食事をとっている。日本食からピザなど、あらゆる料理がある。
食堂で何故ピザがあるのかは不明だが、ただ1人ゼロだけは何も食ってない。当然だがゼロは完全なロボットである。
その為、食事は必要無いのである。しかし、エネルギー補給は必要でエネルギン水晶がなければ長く活動できない。
当然ミッドチルダにはそんな物が無い為、ゼロは困っていた。しかし、その心配は無かった。何故なら…

シャリテ「ゼロ〜!もっといる?」

ゼロ「いやいい。これ以上はいらん」

シャリテ「え〜〜、つまらな〜い。せっかく無限までエネルギン水晶をあげようとしてあげるのに!」

ゼロ「そんなにいわん。それより何故お前にそんな能力がある」

そう、何故かシャリテにエネルギン水晶補給能力が備わってあたのだ。シエルも調べたがわからないらしい。

シャリテ「知らないよ。いつの間にかついていたんだから」

シャリテはそう答える。これは全くの謎である。

はやて「さて、ご飯も食べたっちゅう事でこれからのスケジュールを言うで。朝は訓練は無し」

なのは「え?それじゃあ何かするの?」

はやて「うん。朝は昨日できたかったいえっち達の機動六課隊舎の案内や」

家康達はまだ機動六課隊舎を知らない。その為、案内が必要である。ちなみにいえっちとは家康の事である。
それを聞き、家康は苦笑いをしている。

スバル「案内…ですか?」

はやて「そやで。このままやといえっち達は困るやろ。やから、案内役が必要やねん」

フェイト「それはわかったよ。けど誰が?」

フェイトが聞く。誰が案内するのか。

はやて「ふふふ…そこで私は閃いたんや!2人1組になって案内するという考えや」

フォワードメンバー「「「「え〜〜!!??」」」」

フォワードメンバーが驚く。なのは達隊長陣も唖然とする。

元親「それはわかったが、どういう組み合わせで決めんだ?」

はやて「もちろん考えてあるで。このアミダで決めるんや!」

はやては一枚の紙をテーブルの上に置いた。

はやて「書くのはいえっち達や。そんじゃあ名前書いてや」

家康達は名前を書く。

はやて「そんじゃあ、発表するで」






発表され、家康は案内され今移動中である家康を案内している人物は…

家康「じゃあよろしく頼む!スバル殿」

スバル「あ、はい。そ、それじゃあ案内します」

スバルであるスバルは少し緊張しながら家康を案内する。緊張しているからなのか、あんまり喋らない。基本的な事しか言わず、いろいろ周る。
一時間後、半分近くを周り外に出て、近くの木陰で休憩する。家康は座り、鼻歌を歌いながら手甲を研ぐ。そんな家康をスバルはチラチラと見る。

スバル(よく見ると…徳川さん結構格好いいな////)

楽しそうに手甲を研ぐ家康の横顔を見、頬を赤くする。

家康「ん?どうしたのだスバル殿?」

スバル「へ?あ、べべべ別にな、何でもありません!////」

スバルは頬を真っ赤にしながらしどろもどろに答える。家康は?マークを作るが、すぐに顔を戻し手甲を研ぐ。

スバル「あ、あの徳川さん」

家康「ん?なんだ?」

スバル「徳川さんは拳で戦うんですよね」

家康「そうだが、どうしたのだ?」

スバル「徳川さんは美形を持って無いんですか?」

家康「いや、昔は武器を使って戦っていたさ」

スバル「そうなんですか!?でも、どうして拳で戦うようになったんですか?」

家康「そうだな。少し話をしよう」

家康は話した。どうして武器を持たず、拳で戦う事になったのか。かつての家康は自分では戦わず、部下に任せる他力本願のような人物であった。
しかし、度重なる戦の連戦で沢山の死者をだし自分の弱さを恥じた。さらに、強い武将達が前線で戦う姿に自分もあれだけの強さがあればと思ったようだ。
天下統一をしていた覇王【豊臣秀吉】の部下になりながらも、家康は自分を厳しく鍛えた。そして、他人ではなく自分が傷付く為武器を捨て拳での戦い方に変えた。
そして、それが実を結び遂に覇王を倒すまでに至った。全ては自分の理想の天下を目指す為に。

家康「ワシは、絆の力で民を平和にする!その為にワシは戦う!たとえワシの拳が傷つこうが」

そう言い家康はスバルを見た。

スバル「と、徳川さん…」(涙)

家康「ス、スバル殿?(

何故かスバルは涙をポロポロ流していた。その理由はもちろん…

スバル「私、感動しました〜!!」(涙)
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