創造神の誕生(後) ―StS〜ネギま―
□なのは編 第49話 次の世界へ
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3人称SIDE
転生神との激闘から数ヶ月後、リョウ達は機動六課の解散日を迎えた。今回の件で海と陸は協力関係をしっかり取るようになった。
あれだけの被害だったので近いうちに一つになるであろう。今日は解散日。元々はお試しみたいな部隊だったので今後はこの六課のような部隊が増えるであろう。
「ようやく終わったね」
「ああ…そうだな。とても濃い一年だったな」
「そうだったね。けど…いろいろと変わったね。激変して忙しかったな」
リョウはなのはと一緒に歩いている。他愛もない世間話をしながら。
「んでなのは、俺達はどこに向かってんだ?」
「ふふ…就けばわかるよ」
2人が到着したのは訓練場。フィールドには桜の木々が満開で花びらが舞っている。
「こんな設定もできたのか」
「うん!」
するとフォワードメンバーにナンバーズ達、フェイト達も合流してきた。
「それじゃあ2次送別会を始めようか」
まずはなのは達がフォワードメンバーを褒めたたえる。リョウも褒める。
「じゃあ最後のメインイベントを始めようか!」
「メインイベント?」
「それは…リョウ君対私達全員だよ!」
なのはの発表にみんなが仰天する。まさかのリョウとの真剣ガチ勝負だとは思ってなかったのだ。
「はぁ…まあいい。いいぜ。纏めて相手にしてやるぜ!」
フェイトは最後まで渋ってたが、みんながマジだったので結局参加することになった。
「それでは…レディ、ゴーー!!」
スカリエッティの合図で最後のメインイベントが開始した。結果はリョウの圧勝で終わった。
一年後、リョウはなのは、フェイト、アリシア、アリサ、すずか、はやて、シグナム、リインと結婚した。
さらに一年後にはスバル、ティアナ、ギンガ、ドゥーエ、チンク、ディエチ、セッテ、ディードと結婚した。
さらに二年後にはヴィヴィオが主人公としていろいろと出会いがあるのだが…それは別の機会にも話すことになるであろう。
こうして…リョウのなのはの世界での戦いは終わった。
リョウSIDE
………………ん。眼を開けると俺の知る世界。俺の世界だ。帰ってきたのか。NARUTOの世界以上に大冒険だったな。
『帰ってきたかリョウ』
この声は…大創造神か。俺は頷く。長くいたからな。いままで以上に大変だったし。
「んで?俺だけじゃないんだろ?」
『ご名答じゃ』
振り向くとなのは達がいた。ヴィヴィオ達やあの2人の少年も。俺は説明すると元々受け入れて一緒に生きて歩いていくつもりだったようだ。
また大所帯になったな。なのは達もさらに強くなるだろうな。
『それではリョウよ。次はどこの世界に行きたいのじゃ?』
次の世界か…そうだな。じゃあ…
「ネギまの世界で頼む」
『了解じゃ。気をつけて行くがよい』
俺は光に包まれる。さ…次の世界へ。また波瀾万丈な予感はするな。先ほどの世界のような。