創造神の誕生(後) ―StS〜ネギま―

□ネギま編 第59話 英雄の双子、麻帆良へ
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リョウSIDE



麻帆良の中等部の副担任になって一年が経った。俺はこのクラスの生徒達と仲良くなっていった。その中でまさか木乃香と刹那とマナがいたことには驚いたな。
マナは龍宮真名と名乗っているが、普段通りマナと呼ぶ。木乃香と刹那も前よりも強くなっていたな。 エヴァもいて俺の周りは賑やかになっていった。
あ、そうそう…エヴァなんだが、どうやらあのバカの呪いの他に封印結界魔法が施されていた。学園長が貼ったもので、エヴァを守るためにかってに貼っていたようだ。
当然エヴァはキレたが、なんとか静めてことなきを得た。ただ…この5人、最近妙なんだよな。なんだかアプローチする回数が増えていってる。

〔さすがはマスター。ハーレム全開ですね〕

やめてくれバサラ。確かに気持ちは嬉しいけどよ。さすがになぁ。他の先生達とも仲良くなっている。ただ、魔法先生の方々とはちょっと折り合いが悪い。
ただ単純にエヴァと一緒なのがだ。ま、エヴァは一応大悪党だからな。不審がられても不思議じゃないか。他にも沢山あるんだが、まあそれは後々に語るとしよう。
俺は今、学園長に呼ばれている。

「明日来るのか」

「うむ。2人とも優秀での。特にネギ君に至っては首席でじゃ」

それにしても明日か。時期は3学期。かなりおかしな時期に来るもんだ。まああっちと季節が違うからしゃあないか。

「とりあえずネギ君は副担任としてやってもらい主には担任になってもらう」

「ん?タカミチは?」

「タカミチは最近悠久の風の件で忙しくての。そっちに優先させることにしたのじゃ」

あ〜らら…ご愁傷様だぜタカミチ。しょうがないけど。だってここ一年タカミチが勉強教えてるところ指で数えれる位しかやってないもんな。
ほとんど俺がやってたもんな。それにしてもあのクラスは本当に喧しい。こっちが苦労したぞ。特にバカフォースには目眩が起きそうなくらいだった。
それでも平均点は取れるくらいにはしっかりさせたけどな。ネギもアルナも苦労しそうだ。

「とにかく…ネギ君とアルナ君を頼むぞ。木乃香達にも言っておくが大いに越したことはない」

「だな…最近なぜか魔法使いや魔法先生とかが増えてきたからな」

最近になってまた転生者どもが増えてきやがった。入った当初も多かったけど、やっぱ原作に近付いてきてるのかまた増えたよ。
おかげで忙しい。俺は部屋を出ようとドアノブに手をかける。

「あ、そうじゃリョウよ」

「はい?」

「そろそろ木乃香とけっ「失礼します」…最後まで言わせてくれぬとは」

このアホジジイは。俺と木乃香とどれくらい年の差があるのかわかってんだろ!しかも木乃香もまんざらではないって感じだし。
はぁ…今日も頑張りますか。帰りにアスナ達と飯食いにいくからな。頑張らんとな。
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