創造神の誕生(後) ―StS〜ネギま―

□ネギま編 第63話 パパラッチ&オコジョ!キス作戦!
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ネギSIDE



昨日の夜、木乃香さんが誘拐されかけた。正確に言えば式紙で作った木乃香さんが誘拐された。僕はアルナとアスナさんと刹那さんとで犯人を追う。その正体は予想通り、強硬派の人だった。
ただ、独断に近い行為でした。式紙を使った戦法を使ってくるけどアルナとアスナさんの力で無力化していく。
他にも神鳴流の人もいたけど…なんていうか狂気に染まった人でした。刹那さんが戦ってくれたおかげで木乃香さんを救出できました。
そのまま敵は撤退してくれました。他にも2人いました。特に1人はかなりヤバい感じでした。撤退してくれてホッとしました。
そして次の日、僕はのどかさんのお誘いで一緒に同行することにしました。リョウさんはエヴァさんの班と同行することになりました。

「今日は敵はこないだろう。相手はちょっと策を考えるだろうが、油断はなくな」

「はい」

僕達は鹿に餌を与えます。初めての体験でドキドキします。のどかさんの班だけでなくアスナさんの班もいます。
もう完璧の防壁ですね。さすがに攻めることはないでしょうね。木乃香さんも明日には総本山に向かうようですし。
おそらくその日に襲撃がくるでしょう。

「あの…ネギ先生」

「はい?どうしましたか?のどかさん」

「は、はい…あの…えと…その…お話したいことが…あ、あるのですが…よ、よろしければ…ついて…きて、ください」

?のどかさん?なんでしょう。なにがあったのでしょうか?のどかさん…顔を赤くして。風邪でしょうか?それとも…何かの病気?
どちらにしても聞いたほうがいいでしょうね。僕はのどかさんに付いていくことにしました。

「のどかさん。話っていったいなんですか?」

「は、はい…えっと…あの…」
(は、はずかしいよ…こ、こうして…ネ、ネギ先生と一緒にいるだけで…こんなに…ドキドキして…緊張する…のに…けど、けど…さっきも…勇気を振り絞って…言ったんだ。また…勇気、振り絞って…)

なんでしょう?モジモジして…なにか言いたそうだけど言えない。そんな感じだ。それにしても…のどかさんといるとなんだかホッとしますね。
木乃香さんも同じようにホッとしますが、のどかさんはまた違うホッとします。もし…のどかさんのような人がパートナーだったら……きっと楽しいんでしょうね。

「ネ、ネギ先生!」

「はい」

「わ、私…私!ネギ先生のことが…好きです!」

………はい?

「助けてもらってから…好きでした!あの…あの!そ、それだけです…!し、失礼しました〜…!」

え?………ええ?す…す、好き〜〜〜〜〜〜!?!?!?ど、どうしましょう!?ぼ、僕…







(思考停止)
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