創造神の誕生(後) ―StS〜ネギま―

□ネギま編 第67話 強さを求めて
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リョウSIDE



修学旅行から帰って数日が経った。最近、ネギ達がよく修業に明け暮れている。勉強もしっかりしてるんだが、根詰めがなんとも。
強くなることに別に悪いわけはない。ただ、ちょっとそれに力が入るのはな。

「前の戦いで自身の未熟を知ったのだろう。お前に鍛えられてたからなんとかなると思ってたしな」

「ま、今回の件は俺にもあるんだがな。俺も慢心してたな。木乃香を危険に晒してしまったからな」

自分の責任だとわかっている。けどな…ちょっとな。

「ま、よいではないか。奴等が強くなろうとする意志があるだけな。普通ならお前や私任せと考えるが、自分からなんて成長してる証しだ」

「…だな」

とりあえず俺も授業に参加しないとな。ちゃんと勉強させないとな。



アルナSIDE



父さんが壊滅させた組織、完全なる世界。残党だけど、本当に残党なのだろうか?どうみてもかなりの組織力があった。
フェイトという人物、かなり強かった。分身体なのに私だけでなくネギとアスナさんの3人がかりでも互角に渡り合えた。
疲れてたとはいえ、私達は苦戦を強いられたのだ。

「アルナ…アルナ!」

「は、はい!」

「ここを答えてもらおうか」

わわっ!すぐに答えないと!私はなんとかしどろもどろになりながらも答えた。ふぅ…危ない危ない。私も…考え事ばかりしてるなぁ。
ネギも授業中にボ〜ッとしてるし。それに…最近夕映がおかしい。なんていうかイヤな予感がする。いやだなぁ。
とりあえず、今は授業に集中しよう。
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