創造神の誕生(前) ―U―
□第46話 独眼竜、伊達政宗推参!
1ページ/3ページ
リョウSIDE
あれから数週間…いつきの村を守り続けている。いろんな軍の侍から撃墜して村を守る!その間に分身体達に他のところを調べてもらった。
分身体の情報では…今、この戦国は魔王軍と覇王軍の二組織が一番巨大で拮抗している。他は原作と同じらしい。
とりあえず…シナリオ的には2の感じだ。だが…3のキャラもいる。何ていうか…ごっちゃだな。まあいい…やる事はかわらない。
さて…何時くるかな?
「リョウさん!!」
どうした?まさか…
「またお侍だ!」
「特徴は…」
「なんでも…ガラが悪そうな侍を引き連れてるだ!」
「大将を見たのか?」
「大将ですか?なんか眼帯を付けてたって」
…そうか!ついに来た!…この時を待っていたぞ!【伊達政宗】!
政宗SIDE
俺は右目【片倉小十郎】と部下を引き連れて最北端に来ている。理由は簡単…最近その最北端の村にとてつもなく強い兵(つわもの)がいると情報を得た。
その村を守り、その近辺の軍や武将を倒している。しかもあの【最上義光】も斬り伏せたとも聞いた。俺はそれを聞いてある考えが浮かんだ。
それは…そいつを部下、いや仲間にしようと考えた!さて…着いた事だしどんな奴だろうな。…………お?村から変わった服装をした男が出てきた。アイツがそうか…俺達から数m離れたところに止まり…
「奥州伊達軍とお見受けする!奥州筆頭伊達政宗との1対1の話し合いをしたい!如何か!?」
Ha!なかなか面白い事を言うじゃねーかアイツ!小十郎や部下はダメだと言うが、俺は行くと言った。小十郎は仕方ないといい行かせる事を承知した。さあて…どんな話なんだろうな!
リョウSIDE
政宗が1人でこっちに来る。どうやら聞く気らしい。
「奥州筆頭伊達政宗だな?」
「ああ…俺が伊達政宗だ。アンタは?」
「俺の創神リョウ。この村を守っている者だ」
「創神リョウか…アンタの噂は聞いてるぜ!…で、俺に何の話をしたいんだ?」
話を聞いてくれそうだ。
「単刀直入に言う。俺をしばらくアンタと共に行動させてくれ」
「Ah?どういう事だ?」
「俺はこの村の平穏を望んでいる。その為にもある二つの軍を潰さなきゃならない。だが…俺1人ではどうしようもない。そこで…アンタならその二つの軍を潰せる筈だ。頼む!俺をアンタと共に二つの軍を潰すのを手伝ってくれ!」
俺の目的の為にも…頼む!
「Ha!面白れぇ事を言うじゃねぇか!その二つの軍ってのは何処と何処だ?」
「覇王豊臣軍と魔王織田軍だ」
「Hu〜m…なるほどな。確かにこの二つの軍を潰せばこの村は平穏を得られるな。だが…他の軍とかは?」
「この二つの軍を潰せば俺の旅を続けるんでね。そこまでやる気はない」
最大の目的は覇王と魔王を殺る事だ。それ以上は望まん。
「なるほど…OK!いいぜ!アンタを俺と同行するのを許可するぜ!」
本当か?
「ただし!ちょっと俺と勝負しねぇか?」
勝負?う〜ん…いいだろう。受けて立つか。俺はうなずく。
「OKー!さらに盛り上げる為のRuleを決めさせてもらうぜ!」
ルール?
「お前が勝ったらこのまま俺の同行者になる。俺が勝ったら…俺の部下になってもらう!」
!?おいおい…なんつーむちゃくちゃな…まあいいか。
「…いいだろう」
「じゃあ…始めようか!奥州筆頭伊達政宗…推して参る!」
「創神リョウ…お相手致す!」
刀を構える。いくぜ!!
政宗SIDE
俺は接近し斬りつける。奴は簡単に防ぐ。さらに何十合もぶつかりあう。
「なかなかやるじゃねぇか!」
「どうも」
まさか…これ程の腕とは。かなりやるな!これ程楽しいPartyは久し振りだぜ!
「HELL DRAGON!!」
「斬鋭弾!!」
遠距離技がぶつかり距離を取る。
「本当にやるじゃねぇか!こんな戦いは【真田幸村】以来だぜ!」
「甲斐の若き虎か…そいつは嬉しいな!」
Ha!そろそろ本気でやるか!
「龍の爪…とくと味わいな!!!」
リョウSIDE
六爪流か…こっからが本番だな!
「YAーHA!!」
「っづ!」
初撃を受け止める。そかから連続攻撃をしてくる。防ぎ、躱し、受け流し、カウンターをし、され、とにかくあらゆる攻撃をする。
さすがは政宗だ。これ程激しいとは…先程とは桁違いだ。
「ハア!!」
「飛天御剣流・龍墜閃!!」