創造神の誕生(前) ―U―

□第46話 独眼竜、伊達政宗推参!
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リョウSIDE



あれから数週間…いつきの村を守り続けている。いろんな軍の侍から撃墜して村を守る!その間に分身体達に他のところを調べてもらった。
分身体の情報では…今、この戦国は魔王軍と覇王軍の二組織が一番巨大で拮抗している。他は原作と同じらしい。
とりあえず…シナリオ的には2の感じだ。だが…3のキャラもいる。何ていうか…ごっちゃだな。まあいい…やる事はかわらない。
さて…何時くるかな?

「リョウさん!!」

どうした?まさか…

「またお侍だ!」

「特徴は…」

「なんでも…ガラが悪そうな侍を引き連れてるだ!」

「大将を見たのか?」

「大将ですか?なんか眼帯を付けてたって」

…そうか!ついに来た!…この時を待っていたぞ!【伊達政宗】!



政宗SIDE



俺は右目【片倉小十郎】と部下を引き連れて最北端に来ている。理由は簡単…最近その最北端の村にとてつもなく強い兵(つわもの)がいると情報を得た。
その村を守り、その近辺の軍や武将を倒している。しかもあの【最上義光】も斬り伏せたとも聞いた。俺はそれを聞いてある考えが浮かんだ。
それは…そいつを部下、いや仲間にしようと考えた!さて…着いた事だしどんな奴だろうな。…………お?村から変わった服装をした男が出てきた。アイツがそうか…俺達から数m離れたところに止まり…

「奥州伊達軍とお見受けする!奥州筆頭伊達政宗との1対1の話し合いをしたい!如何か!?」

Ha!なかなか面白い事を言うじゃねーかアイツ!小十郎や部下はダメだと言うが、俺は行くと言った。小十郎は仕方ないといい行かせる事を承知した。さあて…どんな話なんだろうな!



リョウSIDE



政宗が1人でこっちに来る。どうやら聞く気らしい。

「奥州筆頭伊達政宗だな?」

「ああ…俺が伊達政宗だ。アンタは?」

「俺の創神リョウ。この村を守っている者だ」

「創神リョウか…アンタの噂は聞いてるぜ!…で、俺に何の話をしたいんだ?」

話を聞いてくれそうだ。

「単刀直入に言う。俺をしばらくアンタと共に行動させてくれ」

「Ah?どういう事だ?」

「俺はこの村の平穏を望んでいる。その為にもある二つの軍を潰さなきゃならない。だが…俺1人ではどうしようもない。そこで…アンタならその二つの軍を潰せる筈だ。頼む!俺をアンタと共に二つの軍を潰すのを手伝ってくれ!」

俺の目的の為にも…頼む!

「Ha!面白れぇ事を言うじゃねぇか!その二つの軍ってのは何処と何処だ?」

「覇王豊臣軍と魔王織田軍だ」

「Hu〜m…なるほどな。確かにこの二つの軍を潰せばこの村は平穏を得られるな。だが…他の軍とかは?」

「この二つの軍を潰せば俺の旅を続けるんでね。そこまでやる気はない」

最大の目的は覇王と魔王を殺る事だ。それ以上は望まん。

「なるほど…OK!いいぜ!アンタを俺と同行するのを許可するぜ!」

本当か?

「ただし!ちょっと俺と勝負しねぇか?」

勝負?う〜ん…いいだろう。受けて立つか。俺はうなずく。

「OKー!さらに盛り上げる為のRuleを決めさせてもらうぜ!」

ルール?

「お前が勝ったらこのまま俺の同行者になる。俺が勝ったら…俺の部下になってもらう!」

!?おいおい…なんつーむちゃくちゃな…まあいいか。

「…いいだろう」

「じゃあ…始めようか!奥州筆頭伊達政宗…推して参る!」

「創神リョウ…お相手致す!」

刀を構える。いくぜ!!



政宗SIDE



俺は接近し斬りつける。奴は簡単に防ぐ。さらに何十合もぶつかりあう。

「なかなかやるじゃねぇか!」

「どうも」

まさか…これ程の腕とは。かなりやるな!これ程楽しいPartyは久し振りだぜ!

「HELL DRAGON!!」
「斬鋭弾!!」

遠距離技がぶつかり距離を取る。

「本当にやるじゃねぇか!こんな戦いは【真田幸村】以来だぜ!」

「甲斐の若き虎か…そいつは嬉しいな!」

Ha!そろそろ本気でやるか!

「龍の爪…とくと味わいな!!!」



リョウSIDE



六爪流か…こっからが本番だな!

「YAーHA!!」

「っづ!」

初撃を受け止める。そかから連続攻撃をしてくる。防ぎ、躱し、受け流し、カウンターをし、され、とにかくあらゆる攻撃をする。
さすがは政宗だ。これ程激しいとは…先程とは桁違いだ。

「ハア!!」

「飛天御剣流・龍墜閃!!」
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