創造神の誕生(前) ―U―

□第55話 決戦!安土城
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政宗SIDE



ようやく安土城に突入した俺達はさっそく敵の歓迎を受けている。たくさんの兵士が沸いて来るが武田、上杉、北条、そして…俺ら伊達が合流し蹴散らしていく。
俺の部下のアイツらは俺と小十郎が合流するとテンションをMaxに上がり、目覚ましい活躍をみせる!だが…やはり数が多すぎる!これ程いるとはな。

「ぬぅおおお!!」
「はあああ!!」
「行けぇい!風魔ぁぁ!んぐっ…ゲホゲホゲホ!」
「…」
「宵闇の羽様!わたしもバシッと頑張ります☆」
「おおぅりゃああ!!」
「チェストォォォ!!」
「とあああ!!」
「…!!」“ギャシィィン”
「ハア!」
「ハッ!」
「そいやぁぁ!!」
「おや!かた!様ぁぁぁ!!!」
「おらあああ!!」
「Seiyaaa!!」

こっちもかなりの数の兵士がいる上に一騎当千の武将も多い!負ける事は無いが…先に進めない。どうすれば…

「はあああ!!」

突然複数の兵士が吹っ飛ばされた。あれは…リョウ!

「リョウ殿!明智光秀を倒したのでござるな!」

「ああ…家康と官兵衞はまだ来てないか」

「ああ。まだだ」

「大丈夫か?家康と官兵衞は…」

「あいつらが負ける事は無い。そうだろう?」

「Yes!」

その通りだ!あの2人が負ける等無い!

「とりあえず…ここを突破して魔王の所まで行くぞ!安土城内部に突入するのは俺と…」

「俺だ!」

「某でござる!」

「俺も行くぜ!」

俺とリョウと幸村と慶次か…

「…よし!行くぞ!」

俺達は敵を蹴散らして安土城内部に突入する!



幸村SIDE



某は政宗殿とリョウ殿と慶次殿と一緒に安土城内部に突入したでござる!内部にもたくさんの兵士達が出て来たでござるが、某らの力で蹴散らしていく!

「もうすぐで上に上がる為の階段だ!」

某らは、階段に続く扉に近付く!もう少し…!!こ、これは…矢。いったい誰が?

「よっと!ここから先は行かせないよ!」

こ、子ども!?なぜ子どもがここに…

「【森蘭丸】か」

森蘭丸!?魔王軍きっての弓の名手にして魔王の子!この子どもが…

「へぇ…蘭丸の事知ってるんだ。でも…すぐに死ぬんだからな!」

また矢を放つ!某らは躱したり弾いたりして防ぐ!しかし…このままでは!

「!よっと!何すんだよ!」

慶次殿が前にでて蘭丸に攻撃した。だが…蘭丸は躱す。慶次殿?

「この子供は俺が相手をする!お前らは早く魔王さんの所へ!」

「慶次…」

「蘭丸は子供じゃない!」

慶次殿!しかし…

「OK!ここは任せるぜ!優男!」

政宗殿!

「ガキだからって油断するなよ慶次!」

リョウ殿!…うん!

「ここは任せるでござる!慶次殿!」

「あいよ!」

某と政宗殿とリョウ殿は先に行く。階段を駆け上がる!

『『『『『『うおおお!!』』』』』』

「これ以上…先に進ませるな!」

くっ…ここも数が多い!しかも階段な上に3人並んで進んでいる為、槍を振るえないでござる!

「ここは俺に任せろ。政宗に幸村」

リョウ殿は両手に2丁の西洋武具を持ち、それを使って敵を倒してゆくでござる!敵は近付く事もできずに屠られる。

「もうすぐで次の部屋だ。それをすぎて次の階段をかけ上がるとその先に魔王がいる部屋に辿り着く!」

「Ha!もう少しだな!」

「…あの部屋を抜ければ、いよいよ!」

勢いよく扉を開けるとそこに数人の兵が飛び道具を構え、さらにその真ん中に1人の女子が…

「よくここまで来れたわね。でも残念…ここで貴方達は死ぬのよ」

「…今度は魔王の嫁にして妻の濃姫か」

な、なんと!?魔王の奥方…何故こんな所に!

「へぇ…私のことよく知っているわね」

「まあ一応な…あと、アンタの武器は2丁の西洋武具だってこともな」

んな!?

「ほんとによく知っているわね。でも…残念だけども、天下は上総介様の物!貴方方にはやらない!ここで死になさい!」

ヤバい!このままではあの飛び道具に殺られる!

「殺りなさい!」

くっ!…………む?いつの間にか、魔王の奥方以外が殺られている!隣りのリョウ殿が前に出て、敵を2丁の西洋武具で倒した!

「貴方…」
「リョウ!」
「リョウ殿!」

「ここは俺に任せろ。政宗と幸村は魔王の所に行け!」

し、しかし…それではリョウ殿は…
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