創造神の誕生(前) ―Ⅱ―
□第57話 戦国BASARA
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3人称SIDE
創神リョウの覇王や魔王を倒す計画が完了して早数年。日ノ本は平和になった。今だにその時に結んだ同盟は続いており、徳川家康がその同盟の頂点に立ち天下人になった。
これは…皆の同意の元、絆により決まった事である。未だに小競り合いの戦が続いているが、概ね平和である。
永遠のライバル同士の伊達政宗と真田幸村は平和になって未だ戦い続いていた。それは…老い死ぬまで続いた。
創神リョウは計画が完了して数日後にいつきの村に帰ってきた。しばらくは滞在したが、全国行脚をする為…旅に出る。
その間に…戦国時代から江戸時代になり、徳川家康は初代将軍となった。全国行脚中に創神リョウは戦友の武将達と勝負や再戦をした。
そして…創神リョウが知っている武将達が死去した直後、創神リョウもこの世界から消えた。
リョウSIDE
ん…俺の世界な帰ってきたか。これでBASARAの世界も終わった。…という事はつまり…
｢お主の思っておる通りだ｣
この声は…大創造神。思っている通りという事は…
｢よう！｣
声が聞こえてきた方に顔を向けると…やっぱり。
｢｢リョウ殿！｣｣
｢｢リョウ｣｣
｢よう｣
政宗と小十郎と幸村と佐助と元親と慶次と家康がいた。
｢おめえの事はそこのおっさんから聞いたぜ！とんでもねぇなおめえ｣
｢フッ…お前達がここにきたという事は、俺と共に来るという事だな｣
｢Yes！それに…強そうな奴等もいっぱいいるし、退屈せずにすみそうだぜ！｣
｢…まあとにかく。今後ともによろしくな｣
｢ああ！｣
俺は家康と握手する。
｢さて…次は何処の世界に行くのじゃ？｣
次の世界か…うん。それじゃ、Fateの世界に。
｢わかった｣
光に包まれる。さ～て…行きますか！