創造神の誕生(後)
□なのは編 第3話 小学一年生
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リョウSIDE
なのは一家と出会って早3年と数ヶ月が経った。もうすぐで俺は小学生になる。行く学校は聖祥小学校だ。四月になり、制服に着替えたのだが…似合わん。
特に半ズボンがよろしくない。俺は普通の私服が好きだな。言い忘れていたが、多分知ってる者は知ってるだろうが俺の髪は黒の長髪だ。
〔マスター。そろそろ時間です〕
わかってるさバサラ。まさか小学生最初からとは…できれば3年生からのほうがよかったが、仕方ないか。さて…行きますかね。
小学一年生になり一日が経った。
〔クラス割りですね。なのはさんと同じクラスがいいですね〕
運がよければな。まずは顔合わせか…あ、なのはがいた。まさか同じクラスとは。どうなる事やら。
なのはSIDE
きょうからなのははしょいがくいちぬんせいなの!そこでわたしはみつけたの!あのながいかみはまちがいないなの!
リョウくんなの!しかもいっしょのクラスなの!きょうはかおみせだけでもうかえるじかんなの!
「リョウくん!」
「ん?なのは。久し振りだな」
「ひさしぶりなの!リョウくんもいっしょのがっこうなんだね!」
「しかも同じクラスだ」
えへへ…うれしいな!きょうはいっしょにかえるの!
「リョウくんいっしょにかえろう!」
「ん?…ああ、いいぞ」
やったー!リョウくんといっしょにかえるの!……………おみせについたの!
「いらっしゃいませ!あ、お帰りなさい。なのはちゃんにリョウ」
「お帰り、リョウになのはちゃん」
「ただいま」
ただいま〜!こんにちはナルトさんにヒナタさん!
「お帰りなのは。あら…こんにちはリョウ君」
「こんにちは、お邪魔します桃子さん」
「お帰りなのは。おや?君はリョウ君。こんにちは」
「こんにちは士郎さん」
なのはとリョウくんはひあたりのいいテーブルにすわるの。なのははイチゴのショートケーキとジュース。リョウくんはブルーベリーチーズケーキとコーヒーをちゅうもんしたの。
リョウくん、コーヒーがのめるんだ。
「…うん。美味しい。ただ、やっぱりコーヒーは砂糖やミルクを淹れないと飲めないとはまだ苦味がダメか。けど…このケーキ美味しい」
「よかったわ。味には自身があるのよ」
おかあさんとリョウくんがおはなししてるの。リョウくん、おいしそうにたべてくれるの!リョウくんはコーヒーにさとうとミルクをいれてのんでるの。なのははまだコーヒーとかのめないの。
「ほぉ…君はコーヒーを飲むのかい。しかし、まだ苦味は飲めないようだね」
「まだ慣れなくて。でも、とても美味しいです。市販のコーヒーとかよりもずっと」
「味がわかるとはなかなか通のようだね。このコーヒーは俺がしっかり焙煎してブレンドしたコーヒーさ。かなりこだわりを持った一品さ」
「コーヒーは結構飲んでます。早く砂糖とミルク無しで飲みたいです」
なのはにはコーヒーのあじがわかんないや。リョウくんはおとなってやつなのかな?
「ふふっ…その時がきたら最高のコーヒーを飲ませてあげるよ」
「お願いします」
なのはとリョウくんはケーキをたべるの。
「ただいま〜!」
「ただいま」
「あら、お帰りなさい。美由紀に恭也」
「お帰り」
そこに、おにいちゃんとおねえちゃんがかえってきたの。なのはもおかえりなさいっていうの!おにいちゃんとおねえちゃんはただいまっつかえしてきたの。
おにいちゃんはリョウくんをみつけてなんだかじ〜っとみつめてるの。
「…君がリョウだな」
「…そうだが」
「なのはの事はとりあえず礼を言っておこう」
「ふっ…なのはを放置して復讐に駆り出されたダメ兄にお礼を言われてもうれしくないな」
「なにっ!」
リョウくん?どうしたの?おにいちゃんもリョウくんをキッ!としためつきでにらんでるの。なんだかくうきがわるいの。
「俺は正直な感想を言っただけだ。否定できる所でもあっのか?あったなら教えてほしいな」
「きさまぁ!」
リョウくん…ほんとうにどうしたの?おかしいの。
「きさまの態度は我慢ならん!年上への態度がまるでなっていない!」
「何故貴方に年上への敬意をしなきゃならないのですか?こってり怒られて絞られたダメダメのお兄ちゃん?」
「もう我慢ならん!道場に来い!俺と勝負しろ!」
「ちょっとお兄ちゃん!何言ってるの!相手はまだ小学一年生だよ!いくらなんでも!」