創造神の誕生(後)

□なのは編 第4話 原作開始
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リョウSIDE



アリサとすずかと友達になって早2年。数日前から俺達は3年生になった。基本的に言ってしまえば平和そのも…しかし、もう少しすれば原作に入る。

「リョウ君!」

「ん?なんだなのは」

今、俺は学校にいてちょうど二時間目の休み時間だ。

「なんだじゃないわよ!なにぼ〜っとしてるのよ!」

「まあまあアリサちゃん。あのね知ってる?さっき二つ隣のクラスに…」

「転校生が来たんだろ?」

二つ隣りのクラスに転校生が来たようだ。ただその転校生、姿や容姿はまだ見てないが魔力がタダ漏れだった。かなりの魔力量なをだが、抑える気がないようでおかしい力も感じるんだよな。
多分、転生者だ。しかしおかしい。前に大創造神から聞いたんだが俺のいるこの世界に他の転生者は現れないと言ってたんだがな。
特に他の神から送られる転生者はまず来る事自体不可能で偶然か無理矢理くらいしかないって話だ。この転生者は偶然なのか?
それとも無理矢理なのかわからないが…面倒な事になりそうだ。

「興味無いの?」

「ないな。どうでもいいし。なのは達は?」

「気にはなるけど、それだけなの」

あっそ。あ…チャイムがなった。眠たいな…早く昼休みにならないかな。


昼休みになったのでいつものように屋上で弁当を食べる。なんか慣れてきたな。突然なのはが将来の事を話してきた。
アリサとすずかはすでに目標が見えてるのか。なのははまだわからないようで、小難しい話をし始めた。つうか…その年で話す内容じゃないし。
もう少し子供らしい話をしようぜ。全く…

「リョウ君は?将来の夢は?」

「俺?まだだな。もう少し成長してからだな。なのはも慌てる必要はない。ゆっくりと進もうぜ」

「うん!」

慌てない慌てない。じっくりゆっくり決めていこうや。

「いたいた!」

ん?なんだ?扉から男の子が俺達を見付けてこっちに近付いてきた。赤髪のガキだな。こいつから魔力を感じる。
このガキが転生者か。

「なのはとアリサとすずかだな?」

「誰よアンタ!馴々しく話し掛けないでよ!」

「ツンデレだねぇ。さすがはオレのハーレム一員だな。なら教えてあげよう!オレは今日転校してきた【神谷ケン】!覚えておきたまえ!」

こいつ、アホだろ。なのは達は思いっきり引いてるぞ。まあ、顔はいいほうだからモテるだろうな。だが、口を開くとダメになるな。
さっきから俺を睨んで殺気を叩き付けてきやがる。まあ大した殺気でもないから無視する。

「誰がアンタの名前を覚えるのよ!せっかくのお弁当が台無しよ!さっさと去りなさいよ!」

「そう言うなよアリサ。嫁達と一緒にご飯を食べてなにが悪い?」

痛い人そのものだな。こういうのは無視するに限るな。

「アリサ。こういうのは無視だぞ。それにさっさと食わないと昼休みが終わっちまうぞ」

「おい貴様!オレがアリサと話をしてんのになにアリサに話し掛けてんだ!だいたい貴様は誰だ!」

うるさいから無視する。無視しるのだが…ギャアギャアギャアギャア喧しい。いい加減に五月蠅い。俺は立ち上がり、このカスの横を通り過ぎる瞬間に首筋に手刀を浴びせて気絶させる。

「こいつは保険室に連れていく。俺はもう飯食ったからお前達も早く食えよ。時間がないぞ」

そう言って俺はこいつを保健室に連れていった。あと10分もすれば目を覚ますだろう。全くめんどくさい。殺してやらたいが放置しといてやる。



ケンSIDE



オレの名は神谷ケン!スーパー激イケメンのオリ主様だ!皆も言わなくてもわかるが転生者だ!転生前はキモオタだった。
放火魔により火事で殺され、オレは黒い空間に彷徨っていた。そこに声が聞こえてきた。オレはすぐにわかった。神様だと!
オレはその神様から能力を貰い転生した。貰った能力はFateの投影魔術!行く世界はもちろんリリカルなのは!オレは赤ん坊からやり直した。
海鳴市にきたのは今年からだ。オレは聖祥小学校に転校してきた。3年生としてだ!しかし、オレはなのは達とは別のクラスだった。
まあいい。絶対に気になって来るはずだ。待っていればいい。しかし…昼休みになってもなのは達は来ない。一応モブの女子達はすでにオレの虜にした。
何故来ない!普通なら来るだろう!気になってなのは達のクラスな行くといない!もしかして屋上か?オレは屋上に移動した。
移動するといた!やっぱり屋上か!しかし、3人だけじゃなかった。なんで野郎が1人いてしかも一緒に食べてんだよ!
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