創造神の誕生(後)

□なのは編 第5話 フェイト登場
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リョウSIDE



朝になり、いつもの朝食を食う。ナルトとヒナタに昨日の夜に起こった事を説明する。2人には参加する必要はないと断りをいれといた。
学校に行き、なのははアリサとすずかにユーノの事を話した。その間にユーノから念話が来たのでやり方は知っていると言っておいた。
授業が始まり、いつものように眠い。その時、ユーノから突然念話がきやがった。いきなり謝りもなしに本題を言ってきやがった。

(なってませんね。どういう教育をされていたのですか?)

(全くだな。それに順応するなのはも大概だがな)

流しながら聞いて、一応真面目なフリをする。あ〜…眠い。眠りたい。

〔もちろんリョウ君も手伝ってくれるよね〕

!?びっくりした…いきなりなのはからくるなんて。ポーカーフェイスはまあ得意はほうだから表面上には無表情。
どうしようか…まあ、決まっておりますが。

〔ま、手伝ってやるか。なのはだけじゃあ心もとないからな〕

〔むぅ〜〕

これは結構本音だ。なのはだけじゃな。





授業も終わり、家に帰ろうとする。え〜と、確かこのあとに……ッ!

〔マスター!〕

〔ああ!ジュエルシードの反応だ。場所は…神社か〕

俺は神社まで走った。石段のところでなのはと合流する。なのはと一緒に石段を登るが、なのはは遅くなってきている。

「相変わらず体力ないなあ」

「ハァ…ハァ…だって…さっきまで…走ってたんだもん…ハァ…」

全く…しょうがないな。よっと。

「ふえ?リョ、リョウ君!」

「さっさとかけ上がるぞ。しっかりつかまってろよ」

「…うん」

俺はなのはをお姫様抱っこをしながら石段を駈け登る。登り終えると気絶してる女性と獣の怪物がいた。俺はなのはをゆっくり下ろす。

「な、なにあれ?」

「多分、生物がジュエルシードを持って叶えたからだと思う」

「狼に近いな。なら、元は犬か」

どんな願いをしたんだ?この犬は…そんな事を言ってる場合じゃないな。

「なのは!変身だ!」

「へ?え?どうすればいいの?」

「昨日教えた呪文を言うんだよ!」

「あんな長いの覚えられないよ!」

まあ普通はあんな長い呪文なんか覚えられないよな。バサラはその必要ないからかなり楽だ。

「もう一度言うから…」

「そんなヒマはないぞ。くるぞ!」

獣の怪物はなのは目掛けて突撃してきた。なのは目を瞑る。すると、レイジングハートが光り輝いた。

「レイジングハート…」

〔Stand by ready。Set up〕

パスワードも無しでなのははバリアジャケットを装着した。それにユーノはかなり驚いている。俺もセットアップする。

〔セットアップ〕

「!君もパスワード無しで!」

「まあな」

「ふえ〜」

「なのは!」

「え?ッ!」

獣の怪物がなのはに激突してきた。レイジングハートがプロテクションを使用し、ガードする。しかし、威力があるのか押されていく。
するとレイジングハートのプロテクションのレベルが上がり弾き飛ばす。さすがはなのはだな。

「なのは、封印の準備をしな。俺がこいつの足を止めてる間にな」

「うん!」

俺は魔力弾を足元目掛けて撃って動きを封じる。相手の動きを読んで撃つ。難しいんだよな。その間になのはは封印呪文を言う。

「リリカルマジカル!ジュエルシード!シリアル16!封印!」

なのはがジュエルシードを封印したおかげで獣の怪物は元の犬に戻った。これで終わった。俺はなのはを送ってから帰った。
なお…そこらへんにいたカスはまた幻術を掛けてやった。さっきから殺気を出しやがって。こんな殺気は俺には効かないがうっとうしかったからな。






二つ目のジュエルシードを封印して一週間以上経ったある日の午後。この数日、集まったジュエルシードは五つ。なのはが四つで俺は一つだ。
俺の持ってる一つは二日前にたまたま持ってた人から交換して手にいれ封印した物だ。俺は自室でゲームをしていたら突然インターホンがなった。
俺は玄関に行く。

「あの…今日からお隣りに住む【フェイト・テスサロッサ】です」

「どうも、創神リョウだ」

玄関の扉を開けるとまさかフェイトがいるとは…さすがに予想外だわ。まさか隣りだとは。隣りにはおそらく…

「えっと…そこの動物は?」

「…【アルフ】」

「…犬?」

「違う…狼」

普通は狼がここにいたらあかんだろ。危ないだろ?まあいいけど。俺は1人と一匹?を入れてやる。
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