創造神の誕生〜vividな外伝〜

□Meory03 2人の主人公〜by転生者〜
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「トウヤとリオは2人と初対面だよね?」

「「うん」」

「はじめまして!去年の学期末にヴィヴィオさんとお友達になりましたリオ・ウェズリーです!」

「同じく初めまして、トウヤ・ミナミです!」

「ああ、ノーヴェ・ナカジマと」

「その妹のウェンディっス♪」

やっぱりナカジマ家なんだ。

「ウェンディさんはヴィヴィオのお友達で、ノーヴェさんは私達の先生!」

「よ、お師匠様!」

「コロナ、先生じゃないっつーの!先生だよねー?」

「教えてもらってるもん」

「先生って伺っております」

「えっと…先生って呼んでいいのでしょうか?」

「ホラ()」

「うっせ」

あはは…俺達は中央第4区 公民館にあるストライクアーツ練習場に移動する。僕は男性の更衣室に入り着替える。
数分後にヴィヴィオ達に出てきてストライクアーツをする。僕はあんまりストライクアーツをした事ないけど頑張ってやっている。少しずつ体が暖まってきた。

「さてヴィヴィオ、ぼちぼちやっか?」

「うん!さ…出番だよクリス!服はトレーニングモードでね。セイクリッド・ハート!セットアップ!」

どうやらヴィヴィオは大人モードになるようだ。

「ところで…なんで僕は目を閉じられてるのかな?」

「ト、トウヤにはまだ早いよ!」

「う、うん!」

リオとコロナの手に覆われ目を閉ざされた。まあ…見る気は無かったけど。見たら変態じゃないか。

「すみません。ここ使わせてもらいまーす」

「失礼しまーす」

大人になったヴィヴィオとノーヴェさんが言うと割れてコートが一つ空いた。

「なんかふたりとも注目されてない!」

「ふたりの組み手凄いからねー。トウヤとリオもきっとちょっとびっくりするよ」

そんなすごいんだ。俺達は2人の組み手をジッと見つめる。いつの間にか練習場が静まり返っている。先にノーヴェさんが動く。
左のハイキック!けどヴィヴィオは右で防ぐ!そのままノーヴェさんは右のアッパーをするが頬をかすめるだけ!ヴィヴィオは右のストレートを仕掛けるがノーヴェさんは両腕をクロスにしてガードする!

「ふたりともやるもんっスなぁ」

「はい!」

コロナとウェンディさんが話しているので横を見ると、リオは食い入るように2人の組み手を見つめる。僕も2人の組み手を見逃さないとじ〜っと見る。
すごいな…僕は剣タイプだから格闘技は得意じゃないんだよね。

〔マスターも格闘技を覚えたほうがいいわよ。そえでなくちゃわたくしは扱う事は難しいわよ!〕

言わないでほしいな。


もう夕方になり、僕達は帰る時間になった。

「今日も楽しかったねー」

「てゆーかびっくりの連続だよー」

「本当に驚きが一杯だった」

「悪ィ、チビ達送ってやってくれるか?」

「あ、了解っス。なんかご用事?」

「いや、救助隊。装備調整だって。じゃまたな」

「「「「「おつかれさまでしたー!」」」」」

そして、僕はヴィヴィオ達と別れて1人で帰った。僕は家に帰って夕食を食べて食後の運動するため近くに公園に行く。

「結界も張ったし…いくよブレイブ」

〔了解よ!〕

「ブレイブ・ハート!!セーットアーップ!!」

僕はセットアップしてバリアジャケットを装着する。バリアジャケットは幻想水滸伝2の主人公の服装でワッカは無し。
ブレイブは西洋剣のブロードソードタイプで鍔は白い翼の形になっている。僕はそれを扱える訓練をする。1時間やって家に帰りお風呂に入っていつものように寝た。
この時、僕は忘れていた。ノーヴェさんが覇王に襲われていた事を。そして後に知った。僕も知らないオリジナルキャラがいた事を。
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