創造神の誕生〜vividな外伝〜

□Memory07 トウヤの大変な日常
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「うん…それにヴィヴィオの先生ノーヴェから直接、どんな感じなのか聞きたいからね」

「う、うぅぅ〜…」

なのはママとフェイトママの言葉にノーヴェは紅くする。そして、ノーヴェは上がりわたし達と一緒に食事を取る事にした。
………うん!やっぱりママ達の料理は美味しい!ノーヴェもたくさん食べてる。

「ノーヴェ。ヴィヴィオの調子はどうかな?」

「…ゴクンッ。あ、はい。えっと、かなりいい調子っすよ。トウヤとずっとスパーだったけど頑張ってますよ」

「ふぅ〜ん。そういえば、トウヤ君って強いの?」

「うん!すっごく強いよ!わたしの連敗だった!最後のスパーだけは勝ったけど!」

「確かに強かったな。拳法って奴を使っていままでにない戦い方でヴィヴィオを混乱させてたな。あたしは一度経験あるからそこまで混乱はさないけどな」

「拳法か…旦那様も使ってたっけ」

「そういえば、私達の旦那様も拳法や空手なんかを合わせたオリジナル体術を使ってたわね」

パパも拳法を使うの?知らなかった。パパもあんな動きをするのかな…なんかすごそう。

「あの人は別格っしょ。強さが異常だし根本的に違いすぎますよ」

パ、パパってどんだけ強いの?あの時はわたしはまだ小さかったから分からなかったけど、ママ達やノーヴェがそう言うからきっとすごいのだろうな。

「私達の旦那様はまた今度の機会にして、ちょっと脱線したけどヴィヴィオの対戦相手ってそんなに強いの?」

「うん!強いよ!」

「聞いたよ。なんでも覇王の血統を継いでる子なんだよね?」


うん、そうなんだよ…わたしを見る目はとても悲しくてせつなかった。理由はノーヴェから聞いたけど覇王の悲願を達成できなかったかららしい。
わたしにはわからないけど、わたしはわたしのやるべき事を伝える事を精一杯伝える!

「その意気だよヴィヴィオ!ママもフェイトママもそうやって伝えたんだよ!」

「うん。そうだったね。懐かしいな」

ママ達もそうやってお互いの気持ちを…ん?

「パパは?」

「旦那様とはそんな事してないな。いつの間にかって感じかな」

そうなんだ…さ、早くご飯食べて夜の練習しよ!



3人称SIDE



次の日になり、ヴィヴィオ達は今日も勉強をする。全員頭が良いほうなので苦もなくただ楽しく勉強する。ただ1人、トウヤを除いて。
トウヤは特に必死に勉強をする。地球の勉強なら楽なのだが残念ながらここは魔法世界だ。わからない事が多い、だからこそ必死になる。
しかし、それ以上に新鮮な為予想より面白いのだ。トウヤは楽しいながら必死に勉強をするのであった。

「ふぅ〜〜…疲れた。やっぱり勉強はキツいや」

「あはは…トウヤくんはいつも必死だね」

「勉強は難しいし、なにより覚えることたくさんあるから大変だよ」

「そうだよね…覚えることいっぱいあるもんね。頭の中がパンクしちゃうよ!」

「トウヤくんもリオも大変だね」

「本当。宿題も出されたもんな」

もちろん初等科つまり小学生なため、宿題もだかれている。トウヤとリオは勉強より体を動かすほうが得意なため、勉強はいつもギリギリで危ない。

「というわけでお願いヴィヴィオ!今日も一緒に宿題やろう!」

「コロナもだよ!いい?」

「うん!わかってるよ!」

「ふふっ…もちろんだよ。だけど写すのは無しだよ」

「わかってる」

勉学が本業なのた。後の為にもしっかり励む。

「今日も頑張ろうねトウヤ!」

「できれば遠慮したいな。僕はあんまりそういうのは苦手で…」

「ダメだよ!あと五日しかないのだからしっかり鍛練しないと!」

ヴィヴィオに言われトウヤはガックリとうなだれる。

「じゃあさ!あたしとしよう!トウヤと一度勝負したかったんだ!」

「あ、わたしも…」

「え、えぇ〜!」

リオとコロナもトウヤと戦いたいと言い、トウヤは困惑する。ヴィヴィオはムッとした表情になり。

「と、とりあえず帰って宿題を終わらせたらね!一回だけ戦ってあげるから」

「約束だよ!」

「う、うん」

無理矢理お願いさせられトウヤは困った。トウヤ自身は平穏に静かに暮らしたかったのだが原作キャラ達と仲良くなった為に遠のいてしまった。
トウヤの平穏はまだまだ訪れない。いや、訪れないかもしれない。何故なら、彼女達の気持ちに気付かないのだから…
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