ナルト短編
□みせつけたい (ナルいの)
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第七班はいつものように遅刻をするカカシを待っていた。
｢遅いってばよ｣
｢ほんとよ！全くあの上忍は！｣
｢ウスラトンカチが｣
ナルト達はまだこないカカシに苛立ちを覚えていた。特にナルトとサスケはキレそうだ。
｢サスケく〜ん
｣
そこに第十班が来た。いのがサスケに背中から抱き付く。
｢こぅるぁああ！いのぶたー！サスケ君から離れなさいよ！｣
｢あ〜ら。サクラいたの？このデコリン｣
(なんであたしがサスケに抱き付かなきゃならないのよ！どうせならナルトに抱き付きたいわよ！)
(だったらそっちに抱き付いてくれ。さっきからナルトの睨みと殺気で冷や汗でまくりなんだが)
｢サクラちゃ〜ん！そんな奴より俺と！｣
｢ナルトうっさい！｣
｢へぶっ！｣
(あ〜くそっ！設定とはいえなんで俺があのデコに好意を持たなきゃならねえんだよ！どうせならいのを！)
｢よう｣
(相変わらずご愁傷様だな)
｢おはよう｣
(ナルトもいのも可哀相だね。全くこの里の人達はどんだけ無能なんだ)
｢オッスシカマルにチョウジ！｣
第十班が加わり喧しくなる。いのとサクラがサスケの取り合いを、ナルトはサクラに飛び付くか殴られシカマルとチョウジが挨拶する。
サクラがナルトを殴った時、いのはサクラを思いっきり睨み付ける。その間、サスケは冷や汗の量が増えた。
｢ひゃっほぅ〜！皆さんお揃いで！｣
｢…｣
｢お、おはようございます｣
さらに第八班も来た。それに第七班は疑問を感じた。
｢なんでキバ達もいんだってばよ！｣
｢なんだよ！お前ら聞いてないのかよ！｣
｢なにを？｣
｢今日は三班合同任務をするのよ｣
紅が三班がそろった理由を答える。第七班は？マークを浮かべる。
｢｢｢合同任務？｣｣｣
｢おいおい…お前らカカシから聞いてないのかよ｣
｢聞いてません！｣
｢第一カカシは？｣
｢いつものごとく遅刻だってばよ！｣
｢あのウスラトンカチが…｣
｢なにやってるのよあのバカは！｣
カカシの遅刻と聞いてない事に紅は怒る。その姿に下忍達は少し引く。
｢やぁ〜、みんなおはよう｣
｢｢｢おっそーい！！｣｣｣
ようやくカカシが到着した。あのサスケまでもが叫ぶほどだ。
｢ん？紅にアスマどうしたの？｣
｢アンタ…この子達になんも伝えなかったの？｣
｢連絡はしなかったのか？｣
｢いや〜…すっかり忘れていたよ｣
｢なら遅刻は？｣
(またオビトとリンのか？)
｢今日はおじいさんが腰を痛めててね。それを手伝ってね｣
(まあね。日課だし)
｢嘘をつくな！｣
カカシの姿に紅はさらに怒りを爆発させる。
｢とりあえずカカシはおいといて今日は三班合同で森にある川のゴミ集めだ。かなりの量らしいから頑張らないと夕暮れになるからな効率よくするように｣
｢熊よ〜。無視するなよ｣
下忍達はアスマの言う事を聞いて分かれてやる。