ナルト短編
□恋は盲目(ナルイノ)
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サスケの帰還。その報告が里中に広まった。そんな中、とあるアパートの一室にて一組の男女が同じベッドにてグッスリ眠っていた。
2人とも金髪の髪をしているが男は短く、女は長い。2人が共通しているのは髪の色のみではなく、毛布にくるまっているが実は服を着ておらず生まれたままの姿。
つまり裸体である。シーツは汗でぐっしょり濡れていてまるで昨日の夜、何があったのか想像できるほどだ。2人は同時に目を開けるがまだ、眠たそうな顔だ。
「ナルト〜…」
「…なんだ?いの」
男の名はうずまきナルト、女の名は山中いの。木の葉の忍にして同期。ナルトは第7班、いのは第8班である。まるで接点のない2人なのだが、この姿を見れば誰もが似合っていると思ってしまうだろう。
「もう何時ぃ〜…」
「……もうすぐで9時だな。そろそろ集合場所にいかないとあのデコに怒られちまう」
「や〜…」
いのは何時なのかと聞くとナルトは優しく言い、起き上がろうとする。が、いのが甘えた声でナルトの腕を掴む。
「まだ〜、私と一緒にいる〜…」
「いの。わかってくれ。すぐに任務なんか終わらせてやるよ。だいたいいの、今日は任務は?」
「今日は休み〜」
「そうか。なら帰るまで待っていてくれ。すぐに帰ってくる。今日はカカシの野郎が担当だからどうせ遅刻だ」
ナルトはいままでいの以外には聞かせた事もない声色でいのに優しく話す。ナルトは遅刻の言葉と同時にいのに覆い被さる。その目はさっきまでの優しく人を包みこませる碧い目ではなく、肉食の獣のように襲うような目になった。
「きゃん」
「だから…もうちょっとヤらせてもらうぜ」
「……いいよ♪ただし、一回だけだよ(艶)。それ以上はダ〜メッ」
「ああ」
「あんッ…シて」
いのの妖艶な声と表情を見て、ナルトはいのを襲う。いののあらゆる部分を触り撫で、イチモツを秘部に入れ腰を動かす。
激しく互いの腰を動かしあうナルトといのは荒い息が、特にいのは嬌声が部屋に響き渡る。2人は同時に絶頂をむかえ、ナルトはいのの中に自分の思いをはきだす。
10分後、ナルトはダルい体を起き上がらせシャワーを浴び服を着る。
「それじゃあ行ってくるな」
「すぐに帰ってきてね」
「ああ。…(チュッ)…行ってきます」
ナルトはいのの唇にキスをして部屋を出て集合場所に向かった。