創造神の誕生(後) ―StS〜ネギま―

□なのは編 第41話 急展開!スカリエッティ一味仲間入り
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撃つ直前、ティアナはリョウの指から魔力弾が発射するのを目撃した。しかも弾速はむちゃくちゃ速い。リョウの魔力弾はあっさりティアナの額に直撃した。
ティアナは倒れて目を回す。残ったのはキャロだけだが、フリードは始まって数分後にはすでに倒されているため攻撃手段がない。

「これで終了〜」

なのはの号令により模擬戦は終了した。



なのはSIDE



模擬戦から数分後にはキャロ以外の3人が目を冷ました。相変わらずリョウ君は強すぎなの。4対1なのに圧倒しちゃったんだもん。
4人ともボロボロでヘトヘト。お疲れって感じ。

「とりあえず反省点はティアナはやっぱりいまだに突撃思考が抜けてないのか声を上げる癖が直っていない。狙撃は静かに狙い撃つのが基本だからな。大声なんかだしたらそこにいますよと教えてるようなものだ。もし出してなかったら当たってたかもな」

「はい…」

そうなんだよね。ティアナはとても優秀で優れたシューターなんだけどどうも突撃思考があって大声を出してしまうんだよね。
それでも私達に当たる時はあるんだけどね。やっぱりリョウ君がずば抜けてるって事かな。

「スバル達は戦闘中に注意した事を気をつければいい。後は個人で詰めてけばいいし、連携もかなり高いレベルだから問題ない」

「「「「はい!」」」」

最近、スバル達の腕がメキメキと強くなってきてるもんね。油断してたらやられちゃうよ。

「もう夕方過ぎたし今日はここまで!で、いいな?なのは」

「うん!今日の教導はここまでね。お疲れ様。ゆっくり体を癒して休めてね」

「「「「ありがとうございました!」」」」

私達は隊舎に帰る。これが今日までのいつもの日常。それが明日からあんな日常になるなんて私達はもちろん、リョウも予測できなかった。



リョウSIDE



いつもの朝、誰かが俺のベッドに潜り込んでいる朝。それも2人。今度は誰だ?昨日の夜は誰も来なかったからな。俺は布団を捲る。

「うぅん…」

……ナンデナンバーズノドゥーエトチンクガココニイルンダ?つか、いつの間に俺のベッドに?しかもなんでそんなスケスケのパジャマを?

「あらあら〜?もしかしてガン見ですか〜?なかなかスケベさんですね〜」

窓際から声が聞こえてきた。つかこの声は…俺は顔を上げて向けるとそこにいたのは…なんでアンタらがここにいんだよ!
スカリエッティにナンバーズ!というかよくこの部屋に全員入ったな。

「久し振りだねリョウ。まあ、全員入れたのはご都合主義って所かな?」

心の中を読むな!

「なんでここにいる?」

「ふむ。簡単な理由だよ。今日から君が所属してる部隊、機動六課に居る事にしたからだよ」

……は?どゆこと?なんで?一応此所管理局だぞ。そんな所に………なるほどね。そういう事か。

「………襲撃にあったのか」

「さすがリョウ。察しが早くて助かるよ。その通り。二日前に君が報告してくれた転生神の者から襲撃にあってね。全員命かながら脱出してね。それでここに来たのさ」

まさか…こんな早くにスカリエッティ達に襲撃するとはな。俺の考えではもう少し後だと思っていたが。

「全く…あの転生神の者は頭がイカれてるとしか思えないな。娘達を見るやいなやいきなり嫁宣言する上に私達を殺すつもりの攻撃だよ。全くイカれてるとしか言えないな」

やっぱ転生神の奴等はそういう奴等ばっかなのか?ロクなのがいないな。
「とりあえずは、俺はお前達を歓迎するぞ」

「すまないね」

「気にすんな。それよりも…」

俺はドゥーエとチンクを見る。チンクは完全に寝ているが、ドゥーエは寝てるフリをしている。

「起きろチンク。それと寝たフリしてるドゥーエも」

「あら…気付いてたの?欲望に身を任せて襲ってもよかったのよ」

そんな事をしたら俺は変態だろうが。俺はそこまで欲情してないし変態じゃない。チンクは目を擦りながら起き上がる。

「おはようリョウ…」

「おはようチンク。さて、起きたばかりで悪いがその恰好はどうしてだ?」

「殿方と一緒に寝るならこのような恰好がいいわよね。貴方も好きでしょ?」

いや、俺は別に好きでもないんだがなぁ。それにあいつらなんか裸や下着姿で迫ってくるからな。

「とりあえず着替えとけ。チンクもあんまりドゥーエの口車に乗らないようにな」

「そうね。わかったわ」

「や、やっぱりか。さっきからずっとは、恥ずかしかったんだ。助かる」

さっさと着替えろよ。………あれ?なんか大事なこと忘れてない?
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