創造神の誕生(後) ―StS〜ネギま―
□なのは編 第47話 転生神殲滅戦
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「な…なな……そんな、ばかな…」
「さて…決めてやるか」
「ひ、ひいいいい!!」
逃がさねえよ。こいつでフィニッシュだ。ライダーと言えばやっぱこれだぜ。
【ファイナルアタックライド…ディディディケイド!】
「ハッ!ヤアアアッ!!」
「ぐああああっっ!」
ディメンションキックで最後の1人も撃破。もう地上はガジェットもどきと局員のみ。スバル達に任せても大丈夫だろ。オリジナル、あとは任せたぜ。
リョウSIDE
分身体が地上の転生者達を全滅させた頃、こっちも今いる転生者達を全滅させた。あとはあの銀ゆりかごだけだな。
形はほぼゆりかごと同じだとわかった。だったら…背のほうには必ずガジェットもどきが出る場所があるはず。そこから侵入すれば…やっぱあったな。
〔改良のわりにはほぼ丸写しですね〕
「そのおかげで無駄な力を使わなくてすむんだ。感謝しとかないとな。ショット!」
手のひらから魔力弾を撃って入り口を破壊する。シャッターが閉まる前に突入!侵入成功っとさ…まずはゴミ掃除と始めますか!
「モブが!侵入してきたことには褒めてやろう!だががっ…!」
「無駄話だ。すぐ逝かせる!」
素早い斬撃で転生者どもを一掃。雑魚が頑張っても無駄なんだよな。さっさと前に進む。中央が多分大将のいる場所のはず。
さっさと…!これは…
「ほぉ…たった1人でここまで来るとはな。かなりの実力者。ただのモブと違うようだな」
「でも…ここまでね。私達がアナタを殺すんだから!」
そこに2人の男女が現れた。男は北斗の拳のレイにそっくり。女はテイルズオブエターニアのファラに。
先ほどの転生者達よりは結構強い。これは…楽しめるかな。
「オレ達は転生神の二大幹部だ!キサマはここでストップだ!」
「なぜなら…私達が殺してあ・げ・る・か・ら」
なるほどね…こいつらを倒せば大将のところにいけるか。なら…たたきつぶして突破してやる!バサラをファイターモードにする。
「オレ達相手に素手で挑むか。愚かな!」
「その愚かさ…死で後悔しなさい!」
3人称SIDE
まず、男が攻めに入った。
「シャオオッ!!」
リョウは男の攻撃を大きく退いて躱す。すると床が切り裂かれたような跡ができる。
「……やはり。南斗の、しかも水鳥拳」
「ほぉ…よく躱したな。それに知っていたのか。そうだ!オレは南斗の拳のみならず北斗の拳法も使えるのだ!カンペキにな!」
「なるほど…」
リョウは納得していつものように回避している。その時、男の後方から女が跳躍する。
「はあああ!!」
女は手に鞭を持って振るう。それは普通の鞭ではなくかなりの広範囲を破壊する。
「これは…封神演儀の宝具。しかもスーパー宝具の禁鞭」
「へぇ…知ってたの。えぇそうよ。あのスーパー宝具の禁鞭よ。しかもオリジナル。決してアナタごときでは破れはしないわ!」
女も禁鞭の猛威を振るう。リョウは全て躱していく。リョウの眼には2人の攻撃が全て見切れていた。
「よく躱すわね。私達の攻撃を避けるわね」
「だが、確実に追い詰める!そして…お終いだ!」
「………違うな。追い詰めていない。ただ一言言わせてもらう。そろそろ終わろうか」
「シァアアオオッ!!」
男は両手でリョウを裂こうとする。だが…リョウはあっさりと手首を掴む。
「なっ!?」
「よっ!」
「ぐはっ!」
腹に蹴りをいれて飛ばす。女は禁鞭を振るう。普通なら見れない鞭の軌道。しかし…リョウには見えていた。リョウは左手であっさりと鞭を掴んだ。
「!?」
「こっちにこいよ!」
「あっ!…ぐぼっ!」
鞭を引っ張りリョウは女を引き寄せて腹を殴る。苦悶の表情の女を後ろにま動かして蹴りを入れる。蹴り飛ばして女は離れて倒れる。
「まずは…キサマから殺すか」
「グッ…舐めるなよ!コオオッ…!」
男は独特の構えをする。リョウはただ見据えるのみ。
「北斗の構えか」
「そうだ!そして…死ね!アーッタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ!!!」
「なら俺もするか。アーッタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ!!!」
リョウと男が互いに北斗百裂拳を繰り出す。リョウはただ合わせてるだけにすぎないが。ただ男にとっては驚愕らしい。
「バ、バカな…」