究極伝クロスゾーンスーパーZ
□第1話 まさか始めっからこの飛ばしっぷりでいいんすか!?いいのだ!
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「「「な、なんじゃああここはあああああああああ!!??」」」
ここはア、ース「それもういいよ!」チッ!銀時達が目を開くとそこは歌舞伎町とは違った町並みの風景が映し出されて絶叫した。見知らぬ所に飛ばされて3人は大混乱する。
「こ、ここはどこアルカ!?わたし達、見知らぬ異性人に連れ去られたカ!?きっとそこで解剖されるアルヨ!?」
「落ち着け神楽!こういう時はな警察…は、役に立たねえからどっかの軍隊に電話すっか素数を数えんだ。いいか?1、3、6、9、12、15、18、3×7=21、3×8=24」
「オイイッ!!素数どころか3の倍数数えてんじゃないかああ!しかも軍隊とか何処にいんの!?あと電話とか繋がるわけないだろおおおおっっ!!」
銀時と神楽の混乱したボケに新八は毎度の鋭いツッコミを繰り出す。しかし、混乱するのも無理はない。何しろいきなり何処とも分からぬ場所にいるのだから。それでもボケとツッコミをするとはさすがは銀ちゃんファミリーである。
「「いや〜、それほどでも」」
「褒められてねえよっ!なに照れてんだてめえらあああ!!」
そんな時、突然地響きがして近くで轟音が鳴り響く。突然の事態に新八は慌てふためく。
「な、なななっ!?なんですか今のは!?」
「な〜んか近くで祭りでもやってんじゃね?」
「んなわけあるか!どう聞いたってどっかで戦ってる音でしょうが!」
「ドンパチか?ドンパチあるカ?戦ってるアルカ?銀ちゃん、どうするネ?」
「う〜む…突然の見知らぬ土地だしなぁ?ど〜すっかなぁ?」
「銀ちゃん、わたしお腹空いたネ。動きたくないネ。正直どうでもいいネ」
「神楽ちゃん、それはダメだよ。行きましょう銀さん!もしかしたらなにか情報が手に入るかもしれませんよ!」
新八は意気込んでるが、銀時と神楽はやる気なさげでダラ〜っとしている。
「ゴホンッ、いいか新八、こういうのは必ず巻き込まれるんだ。しかも俺達にとってはろくでもないことがな。これまでもそんなんで散々な目にあってきただろ?だからな、ここでの回答はこれ一択だ。行くぞ!…の反対の行かないだ」
「こらああああ!!こんな時になにボケをかましてるんだあああ!!ここは行くでしょう!」
「あのな新八よ。俺達が行って役に立つと思うか?ねえだろ?それにだ。俺達が行かなくても他の誰かが行って解決してくれっだろ。だったら俺達はここでダラダラしてればいいんだよ」
「ただ働きなんかまっぴらごめんネ。カロリーの無駄遣いネ」
「てめえら少しは身体動かして働けえええ!!」
さすがは銀時と神楽、ここでもダメ人間全開を見せる。しかし、それでいいのだろうか?
「え?ナレーション、どうゆうことなんですか?ってかなんで僕にだけ聞こえるの?」
いいかい新八よ、このまま銀時と神楽が動かなければどうなるか?それはここで君達の出番は終わりになるというわけだ。
「オイィィッッ!!それってメチャクチャマズいじゃないですかああああ!!このままだと僕達ここでお終いいい!?」
そうなるね。せっかく銀魂出したのにこれじゃあ役立たずどころじゃすまないね。多分、いや確実に叩かれるねぇ。
「どうするんですか!?この極潰し絶対に動きませんよ!」
まあ安心しろよ新八。そんな時のための呪文を用意してある。いいか?よく聞けよ。ゴニョゴニョゴニョ……
「…………あの、それを言うんですか?」
なにを言う。こういう奴等にはこれが一番有効なんだ。ほら、言った言った。
「わ、わかりました。わかりましたよ。はぁ…銀さん、行けばもしかしたら糖分をゲットできるかもしれませんよ。神楽ちゃんも食べ物が食べれるかもしれませんよ」
「「…(ピクッピクッ)」」
「こんなんのがほんとに有効なんですか?どうみても踊らされるとしか」
「行くぞ新八!ここは万事屋の出番だ!」
「さあ!ササと行くアル!遅れるなヨ!」
銀時と神楽は意気込んで現場に向かっていった。大成功♪
「ほんとに効いたああああ!!まじあの2人単純なんですけどおおおおっっ!!」
人間単純だからね。ホラホラさっさと君も行く!速く行きやがれ駄眼鏡(新八)!
「ナレーションに蹴飛ばされたああああ!!あと駄眼鏡言うなああああ!!」
行ってらっしゃ〜い。