究極伝クロスゾーンスーパーZ

□第1話 まさか始めっからこの飛ばしっぷりでいいんすか!?いいのだ!
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その頃、穣太郎達が向かう中心地点では…

「にゃあああ!?」

小学生の女の子がフェレットを抱えて黒い何かから走り逃げていた。女の子の名は高町なのは。小学三年生で両親と兄と姉がハイスペック以外は普通の女の子である。なのはは夕方に友達2人と塾の道中にて怪我を負っていたフェレットを助け拾った。動物病院に預けて夜、寝てたら突然頭の中に声が聞こえてきて気になり病院に向かう。するとフェレットが喋りだして混乱したのにさらに黒い何かが襲いかかり混乱はますますくる。なのははフェレットを抱えて逃げるが、何かも追ってきて塀やら電柱を破壊しながら迫ってきていた。

「どど、どうしたらいいの!?それに、アレはいったいなんなの!?」

「アレはとある発掘品が暴走した物。思念体みたいなもの。このままだと被害は甚大になっていく!」

「うにゃあああ!!」

「君には素質がある。今の僕ではアレを封じることはできない。けど、君なら…お願いだ!君の力を貸してほしい!」

「そそ、そんなことを言われても…!わあああ!」

フェレットはアレが何か簡潔に説明しながらなのはに頼み込みお願い申す。なのはは突然の事態に戸惑い逃げることだけで精一杯。そんな中、思念体はもうまじかまで迫ってきた。思念体の黒い腕がなのはを捕らえた。このまま当たればなのははフェレットもろとも殴り飛ばされるだろう。なのはは恐怖で目を瞑る。しかし…待てど待てど痛みはこない。恐る恐る目を開けると映し出されたのは銀色の髪をした侍、銀時だった。

「なんだか、よくわからねえけど!ロリコンはお断りじゃあああ!!」

銀時は腕を木刀で弾き、思念体を木刀で殴り飛ばした。そこに上空から神楽が降ってくる。

「オワチャアアアア!!」

そのまま突き刺すように両足の飛び蹴りで思念体を地に叩き付けた。その間に新八がなのはに駆け寄る。

「もう大丈夫だよ」

「は、はい…!」

なのははうなずくが、目は銀時を映している。神楽と新八は銀時の横に並ぶ。

「グオオオオオッッッ!!!」

思念体は無傷で起き上がり、雄叫びを上げる。すると、思念体が複数に分かれた。

「なっ!?」

「おいおい…マジかよ!」

「まだ戦えるアルな!」

銀時達は構える。思念体が突撃をかまそうと身を屈ます。

幽助「なんだか面白いことやってんな!俺達も交ぜろ!」

そこに左右の家の屋根の上から声が聞こえる。顔を向けるとそこには複数の人達が臨戦体勢をとって立っていた。まず、銀時達から右の屋根の上には悟空と幽助とナルトとヒナタと穣太郎とジョセフとネギとオレンジ髪のツインテールの少女、名は神楽坂明日菜と前髪で目を隠した内気な少女、名はのどかと一誠と紅い髪の女性、名はリアス・グレモリーと一夏とポニーテールの女性、名は篠ノ之箒とまどかが。最初は悟空と幽助とナルトとヒナタが同じ所にいて、互いに自己紹介をしたあと現場に。その道中で穣太郎達と合流したのだ。左の屋根の上には政宗と小十郎とダンテとゼロとマリオとカービィとリンクとサムスとクロムとルフレ(♀)とバナーとイニミとダアガとフリイアナが。こちらは最初はマリオとカービィとリンクがで、同じように合流していったのだ。

桑原「なんだか面白そうだな!久々に腕がなるぜぇ!」

マリオ「イヤッホ〜!いくぞ!」

マリオの号令とともに全員が複数の思念体に挑む。思念体は悟空達と同じ数に分裂するが実力差がありすぎる。ただ、一誠と一夏と箒のみは少し苦戦を強いられている。しかし徐々に力を発揮していく。

ダンテ「なんだ?雑魚じゃねえか。つまんねえ」

ネギ「しかし…倒れない?」

何人かは思念体を吹き飛ばすが、即再生してしまう。

「ほぅ?なにやら雑種どもが面白いことをしているな。我も交ぜてもらおうか」

そこに少し離れた場所の家の屋根の上にギルガメッシュと白野が立っていた。
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