究極伝クロスゾーンスーパーZ

□第2話 バトルシーンって盛り上がるけどそれって作画がよいからだよね!
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なのは達は被害のあった場所から逃げるように立ち去って公園まで走る。

「はぁっ…はぁっ…はぁっ…はぁっ…はぁっ…」

なのはは公園のベンチに座り込んでかなり疲れた様子で息を整える。元々なのはは運動神経はそれほど高くない。だから呼吸を整えるのもかなり時間を有した。

「あ、ありがとう。君達のおかげで助かりました」

「なぁに気にすんな。力ない人間を守るのは侍の役目だ」

「うそつくな!さっきまで助けないとゴネてたくせに!しかも慰謝料狙いだろうが!」

「新八、そこで言うなアル。みみっちい言われる上に空気を読めヨ。だからお前はKY眼鏡なんだヨ」

「誰がKY眼鏡だああああ!!」

万事屋メンバーのいつもの風景に知らないなのはとフェレットは苦笑いをする。他の面々も大半が苦笑するが他は興味なさげである。

「えっと…私、高町なのはです!小学三年生です!」

「僕はユーノ・スクライアと言います。皆さんのおかげで助かりました。ありがとうございます!」

なのはとフェレットことユーノは自己紹介と感謝を述べる。そして、悟空達も自己紹介をする。え?味気無い?仕方ないでしょう!結構な人数だよ!無駄は省いてるんだよ!ただ、新八だけはかなりボケられてツッコミ全開だったけど。

「僕の扱い酷くないですかあ!?」

うっさいよ駄眼鏡。そんなことより「無視するな!」まどかだけはユーノをジッと見つめていた。

「あ、あの…な、なんですか?」

「……キュウべいとは違うね」

「はい?」

「何でもないよ。こっちの話」

まどかはユーノに警戒心を持っていたが、よく観察して警戒を解いた。気持ちはわからないでもない。何しろ彼女に魔法を教えたのはキュウべいことインキュベーターである。なのはとユーノの状況はまどかのと近い感じだ。だからこそまどかはなのはを心配したのだ。

幽助「んで?てめえはなんでこんなガキを使ったのか説明しろ」

「…そうですね。説明します」

ユーノはこれまでの経緯を話す。ユーノの一族は発掘に秀でた一族でユーノはそこでジュエルシードを発掘した。危険な代物だったので厳重に封印して護送艦に乗せて移動していた。しかし、突然の不慮の事故に会い封印されたジュエルシードが解除されて散らばってしまった。その散らばった場所が地球であった。ユーノは責任を感じて単身自ら封印をすることにした。本来なら警察やらに任せるのだが、責任感の強いユーノは志願したのだ。だが、ジュエルシードの暴走により封印はより困難となりやっと一個封印できたが力つきはじめていた。そんな時にユーノよりも強大な魔力を持つなのはが現れた。彼女の力を貸してくれれば封印して集めるのも容易くなるだろう。しかし、地球には魔法など存在しない。なによりも危険が伴うので素直に喜べなかった。しかし、事態は急変して急遽仕方なくなのはを魔導師にしたのだ。そして、今に至る。

「ごめんなさいなのは。僕が未熟だったせいで君を巻き込んで」

「ううん、気にしてないよ。むしろよかったと思ってるの」

「なのは…ありがとう」

桑原「しかし立派なもんだな。こんなちっさいのになかなかの根性じゃねえか!」

クロム「ああ。勇気ある行動だ」

一夏「これを聞いたら手伝わないわけにはいかないな」

箒「そうだな一夏」

一誠「部長」

リアス「イッセー、私も同じよ」

全員が頷く。どうやら決意が決まったようだ。

「皆さん?まさか…皆さんも!?」

ナルト「おう!封印とかはできねえけど手伝うくらいはできるってばよ!」

ヒナタ「私達だけ知らない振りはできないよ」

バナー「そう言うことだ。俺達も俺達でできることをしよう」

「あ、ありがとうございます!」

ユーノは悟空達に深く頭を下げた。さて…これからどうしようかと考えようとしていた。

異形1「クックックックッ…残念だが貴様らはここで死ぬ!」

異形2「フハハハハハ…!我らに出会った不運を呪うんだな!」

そこに先ほど3人の転生者を殺した二つの異形が目が虚ろで身体がツギハギだかけの人型を大量に引き連れて現れた。
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