究極伝クロスゾーンスーパーZ
□第6話 ピンクの玉はボールか悪魔かしかない!
2ページ/7ページ
なのは達は金髪少女を発見して対峙する。少女の周りにはあの時の人達がいる。さらに他にも知らない人達まで。
アルフ「あ〜ららら。来ちゃったかい。言わなかったかい?邪魔するんだったら…カブッとするってね!」
するとアルフがオレンジ色の毛の狼になった。
悟空「お?大きな犬になったぞ」
アルフ「アタシは狼だよ!」
シーザー「それ以前に君のせいでこうなったんだと自覚しろ。君が余計な忠告ををしたから来たんだ。使い魔失格だ」
アルフ「うっ…!アタシのせいなの?」
シュルク「君はフェイトちゃんを戦わせたかったのかい?」
アルフ「ち、ちがっ!」
サスケ「ウスラトンカチが」
アルフ「ぐはっ!」
シーザーとシュルクとサスケのつっこみによりアルフは心に大ダメージを負う。それに全員苦笑いするしかなかった。
ユーノ「あの人はやっぱり使い魔だったんだ」
なのは「使い魔?」
ユーノ「あの娘の魔力で作られた者だよ」
リョウ「まあアレで使い魔としての役割をしてるとは思えんがな」
せっかくユーノが空気を変えたのにリョウがぶり返す。
悟空「なんでもいいよ!ベジータ、また続きやっか?」
ベジータ「ふんっ!それは構わんが、今日は気分が乗らん」
悟空「そっかぁ」
リョウ〔てかアンタらが戦ったら旅館まで被害でちまうよ〕
その間になのはとフェイトと呼ばれた少女が戦い始める。リョウ達はその場でどうしようか考える。
剣心「とりあえず、今は戦うしかないでござるよ」
剣心は逆刃刀を鞘に納めた状態で前に出て身構える。どうやら戦う意思があるようだ。剣心は本来戦いを好まない持ち主。しかし、現状戦うという選択しかない、というよりも純粋に実力を知りたいようだ。
リョウ「緋村剣心…かつては人斬り抜刀斎の異名を持つ剣客」
剣心「…拙者を知ってるでござるか?」
リョウ「まあな。他の奴等は知らないけど。それはいいさ。アンタは神速の剣の達人、相手にとって不足なし。なによりアンタと戦って見たかったんだ。一戦願おうか」
リョウは笑みを浮かべながら前に一歩踏み出そうとするが、その前に誰かがリョウより先に前に出る。ピンクの玉、カービィであった。
リョウ「カービィ?」
カービィ「ポヨッ!ポポポヨッ!プペヨッポヨッ!」
カービィが叫ぶがなにを言ってるのかさっぱり分からない。ただ、そのカービィの姿を初めて見る女性陣は違った。
女性陣『『『『か、かわいい!!』』』』
リョウ「…わかった。剣心は任せる。譲るよ」
カービィ「ポッヨッ!」
全員『『『『『わかるの!?』』』』』
カービィの言葉を理解したのかリョウは剣心との戦いを譲る。カービィは軽い足取りで剣心と対峙する。
剣心「えと…そなたが拙者の相手か。名は?」
カービィ「ぷぅ〜…カービィ♪カービィ♪」
剣心「カ、カービィでござるか。と、とりあえずいざ!参るでござる!」
カービィ「ポヨッ!」
剣心は気を引き締めて刀を抜きカービィと戦うことになった。
リョウ「なら、戦う相手はいなくなったからどっかで観戦を…する必要はないな」
飛影「ふっ、なるほど…ただのガキじゃないか。なら、俺が相手になってやる」
リョウは悟空達とともに観戦しようとするが、殺気に気付きそちらを見る。殺気を出したのは飛影。飛影はローブを脱いで刀を抜く。リョウは笑みを浮かべてバサラを発動させる。
リョウ「飛影が相手か。相手に不足はないな。バサラ、刀モードだ」
バサラ〔了解〕
飛影「ほお…デバイスとはそのような形状にもなれるのか。面白い…ガキ、俺を楽しませてみろ」
幽助「飛影!気をつけろよ!そいつはただのガキじゃねえぜ。油断してっとやられるぜ」
飛影はバサラが刀になったのを見て笑みを浮かべる。幽助は飛影に忠告をするが、飛影は聞いていない。
飛影「始めようか」
リョウ「いつでも…」
今、三つの戦いが幕を開ける。