究極伝クロスゾーンスーパーZ

□第6話 ピンクの玉はボールか悪魔かしかない!
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なのはとフェイトは空を飛び戦う。その中、剣心がカービィに神速で接近する。

剣心「すまぬが、一撃で終わらせるでござる!」

カービィ「プヨッ!」

剣心「なっ!?」

木場「あの速さを躱した!?」

穣太郎「今の速さ、スタープラチナ並だったぞ。それを躱すとは、さすがだな」

剣心は一撃で伸すつもりであったが、カービィは横に避ける。それに速さに自信ある者達は剣心とカービィに驚く。

剣心「…なるほど。見た目で判断してはダメでござるな」

カービィ「ぽよ」

剣心「なら、こっからは遠慮はしないでござる!」

剣心は本気になり、速さが上がる。それをカービィは全てぎりぎりで躱す。

カービィ「うわっうわっうわっ!あぁぅっ!」

剣心「悪いが、隙など与えぬ!」

箒「マズいな!このままではカービィがやられる!」

一夏「どうすんだ!?」

メリオ「いやいや大丈夫でしょ。そろそろヤると思いますから」

マリオ「カービィ!吸い込みだ!」

カービィ「ぽよっ!すう〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

マリオは吸い込みと言うとカービィは口を大きく開けて吸い込もうとする。その吸い込みはまるで何でも飲み込むブラックホール。剣心は足を踏ん張って刀を地面に刺して吸い込まれないようにする。

剣心「うぬっ!ぬぬぬぬっ!だ、だめでござる…!うわあああああ!!」

新八「ひ、人を喰ったあああああ!!しかも丸呑みいいい!!」

銀時「こいつは食人鬼だったんかいいい!」

カービィは剣心を吸い込みで飲み込んだ。それに知らない者達はもう驚愕。男達は震える。しかし、次の瞬間変化が起こった。カービィが光輝く。輝きが消えるとカービィに信じられない変化が。カービィの頭には赤い長髪。さらに頬な十字傷、手には逆刃刀が。その姿はまるで剣心である。変化が完了したと同時に剣心が体内から脱出した。

銀時「おいいいいいい!なにあれ!飲み込んだと思ったら飲み込んだ奴と同じになったぞ!コスか!?コスプレか!?あのピンク玉はコスプレイヤーか!?」

マリオ「あ、そうか。アンタら知らなかったな。アレはカービィの最大の能力。コピー能力だ。能力を持った相手を吸い込み飲み込むとその相手の能力をコピーできるんだ」

新八「いやだからって姿まで真似なくても!」

カービィのコピー能力を初めて見る者達はビックリドッキリ。剣心もカービィの姿を見てビックリするしかない。

カービィ「…んっ!」

剣心「その構えは…!?」(抜刀術!コピー…模倣でござるか。つまり、拙者の)

カービィの抜刀術の構えを見て剣心は油断できなくなり警戒を強める。そして剣心も抜刀術をする。見ただけなら体格にリーチと差はある。なのにカービィを見ると不思議とそれは感じられない。

剣心「いくでござる」

カービィ「…ぽよっ!」

カービィの頷きとともに2人は神速で互いの逆刃刀をぶつけ合う。そのまま神速をしながら斬撃を繰り出す。常人には全く見えず。それなりの実力者でも通った影を目で追うか、目で追いかけるのがやっと。

一誠「は、早ええっ!目で追えねえ!」

ゼノヴィア「目、目で追うのがやっととは!」

マリオ「早いな!フォックスのイリュージョンを連続で使用してるみたいだ」

剣心とカービィは神速をしながら斬撃を繰り出す。カービィはリーチが短いが刀を抜いた時に刀がなぜか長くなり身の丈と釣り合わないくらい長くなる。振り抜くのが大変なはずなのになぜか早く振るえている。剣心はそんなカービィの剣技に度肝を抜かれる。

剣心(クッ!模倣だと思って甘くみていたでござる!まさか拙者の身体能力、いや…神速を真似るとは!)

カービィが剣心の速度に付いてこれるのは剣心の神速をコピーしたからだ。神速は身体能力ではなく技としてのようだ。だからカービィは神速が使えるのだ。だが、それだけですむわけはない。こっから剣心はさらに驚かされる。
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