究極伝クロスゾーンスーパーZ
□第6話 ピンクの玉はボールか悪魔かしかない!
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カービィ「ハッ!飛天神剣流!」
カービィは剣心の斬撃を跳躍で躱す。そしてカービィは叫んだ。飛天神剣流と。
女性陣『『『喋った!声かわいい!!』』』
剣心「あの技は!クッ!飛天神剣流!」
カービィ「龍墜閃!!」
剣心「龍昇閃!!」
剣心はカービィの技に気付き驚く。剣心もすぐさま技で応戦する。龍墜閃、落下を利用した振り下ろし。龍昇閃、跳躍を使った斬り上げ。その二つの対極の技がぶつかる。二つの技は弾かれて2人は体勢を立て直しながら着地する。
剣心「まさか…飛天神剣流まで。見せてないのに。まさか…先程の飲み込みで記憶を!」
カービィ「ぷよっ!」
剣心「これは…想像以上にやっかいでござるな」
剣心はカービィに神経を集中して目を放さない。
銀時「おいいいいいい!なにあれ!?あのピンク玉!技を叫んだの!?っていうか技だした!?」
明日菜「あの子のコピー能力はやっかいなのよね。なにも見せてないのに私達の技や武器をコピーしちゃうんだから」
バナー「俺達の技をあっさり使われた時は少しヘコんだよ。カービィはチートの塊だよ。まあ悟空さん達のような格上にはあんまり通用しなかったけどね」
新八「あの子は本物の悪魔だったああああ!!まさにピンクの悪魔誕生!!」
新八の鋭いツッコミにみんながうんうんと頷く。その頃、リョウと飛影の戦いも熾烈を究めていた。
飛影「遅い!」
リョウ「んっ!シュッ!」
飛影の剣心よりも早い神速がリョウを襲うがリョウも負けず同等の神速で迎え撃っていく。最初は飛影の不意打ちでリョウが防戦一方だった。しかし、すぐさま一進一退の戦いへと変わる。
飛影「ほぉ…なかなかやるな。キサマのような奴は一瞬で終わると思ってたんだがな」
リョウ「そっか。期待を裏切って悪かった。これでも鍛えてるんでな」
リョウと飛影の戦いに入り込む余地などない。隙などなく速い斬撃と高速移動で見る者ですら凝らすレベル。
桑原「ひゃああ!速え。飛影の奴、ますます強くなってねえか!?」
幽助「あの野郎も大分腕を上げてんだろ。さすがは飛影!俺でも目が疲れちまいそうだ。それに…やっぱあのガキすげえわ。飛影のスピードに付いていってんだもんな」
蔵馬「すごい…あの子、飛影と同等のスピードで戦っている。それに剣技も」
ベジータ「ほぉ…あのガキ、なかなかだな。あのチビのスピードに付いてこれるとはな」
悟空「リョウは強えぞ。なんたってオラとも互角に渡り合えんだからな」
ベジータ「カカロットとだと!?なるほど…確かに戦闘力を隠してるな。今はあのチビに合わしてるといった所か」
悟空達はリョウと飛影の戦いを観戦しながら2人の強さに感嘆を受ける。
飛影「はあああ!!」
リョウ「ふっ!っと」
リョウは飛影の剣を受け止めながら後方に跳躍してバック宙反りして距離を取る。リョウはバサラ刀モードを手元でクルクルと回したあと飛影に神速で接近する。一度鍔競り合いして斬撃の高速のぶつかりあい。あまりの剣戟で手元と剣が見えない。ただ音だけが響く。
ナルト「は、速ええっ!こんな剣戟見たことねえってばよ!」
サスケ「飛影の剣技は俺よりも上だ。だが、そんな飛影にあのガキは付いていっているとは!」
リョウと飛影の剣戟は2人が動くことでさらに速度が上がる。その終わりは唐突だった。また一瞬の鍔競り合いをした瞬間、2人は距離を取る。すると飛影は剣を鞘に納める。
リョウ「ん?終わり…なわけないよな」
飛影「ふん、当然だ。キサマが予想以上に楽しませてくれたのでな。少し本気を見せてやる。この俺の…邪眼師の力をな!」
そういうと飛影は自身の額に巻かれた包帯を取る。額には傷のようなモノがありそれが開かれる。それは眼だった。
蔵魔「飛影が邪眼を!」
悟空「うわっ!まるで天津飯みてえだなぁ」
ナルト「まるでカグヤのように額に眼があるんだってばよ!?」
飛影の邪眼に悟空とナルトは驚く。他もそれなりに驚く。
リョウ「…飛影が本気に。楽しみだぜ!」