究極伝クロスゾーンスーパーZ

□第7話 やっと別陣営の話ができるけどそこまで長くはならないんだよな。ライバルなのに
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シーザー「なるほど…つまり私はあの瓦礫の下敷きになったと思われたがそれが次元漂流をしてこの世界に来たというわけか」

フェイト「はい…そう言うことになります」

シーザー「ありがとう小さなレディ。おかげで現状を理解できたよ」

シーザーは自身がどういう状況に置かれてるのか理解できてフェイトに感謝を述べる。シーザー自身、俄かに信じられないことを聞かされて結構驚いている。しかし、大人であることや波紋に吸血鬼に石仮面と現実では有り得ない物を見続けたシーザーはそれを少しずつ受け入れていく。

シーザー「さて、話も聞けたことだしそろそろあの美しいレディを閉じ込めたシャボンも解いてやるか」

シーザーは波紋でアルフを閉じ込めておいたシャボンを割る。脱出できたアルフはバツの悪そうな顔をして口をモゴモゴさせる。何しろ早とちりと勝手な解釈でフェイトやシーザーに迷惑をかけたのだ。自分が悪いとわかっていてもそれが言えない。

フェイト「アルフ」

アルフ「わ、わかってるよフェイト。ご、ごめんよ!アタシの勘違いだったよ」

シーザー「いや、誰だってそうなるさ。ただ君の場合は少し短絡的すぎるかな。もう少し柔軟性が必要だね」

アルフ「あう…そ、そうえば名前聞いてなかったね!アンタ、名は?」

シーザー「そういえばそうだな。まだ名前を言ってなかったし聞いてなかったね。俺の名は、シーザー・ツェペリ。イタリア人だ」

フェイト「私はフェイト・テスサロッサです」

アルフ「アタシはアルフってんだ!フェイトの使い魔さ!」

シーザー「フェイトにアルフか。よろしく」

フェイト「こちらこそ」

和解して3人は仲良くなった。しかしフェイトとアルフはここの主にして母親にはシーザーのことは報告しなかった。怪我人だったので話す気にはなれなかった。なにより今のシーザーを会わせたら殺されるかもしれない。そう過ぎったからだ。しかし、それも長く続かなかった。それから数週間後にまた新たな漂流者達がたくさん現われたからだ。それに最初に気付いたのは母親であった。母親はフェイトとアルフに排除を命令した。フェイトとアルフは漂流者達を発見して攻撃をする。しかし…相手が悪すぎた。

ベジータ「なんだ小娘。このベジータ様に戦いを挑むだと?愚かな」

飛影「雑魚が、死にたいようだな」

2人が仕掛けた相手はあの情け容赦ないベジータと飛影だった。2人はフェイトとアルフを一撃で動けなくしてトドメを刺そうとしていた。

シーザー「それ以上の残忍行為をするなら、この俺が相手をする!」

それを止めたのはシーザーだった。一触即発状態だったが話の分かるメンバーと大人であるシーザーによりどうにか虐殺は免れて説明しあう。その後、フェイトとアルフはシーザー達を母親であるプレシア・テスサロッサのいる部屋に案内する。

プレシア「貴方達が我が時の庭園に侵入した侵入者さん達?」

ベジータ「なんだ貴様?随分と上からな物言いだな。やはり死にたいようだな」

ベジータと飛影は今にもプレシアを殺しそうな時にシーザーのおかげで難を逃れた。話をしてとりあえず滞在を赦された。退出するが、ベジータなど探知能力がある者達は感づいてたが触れずに退出する。その後はフェイトの手伝いするために地球にやってきたのだ。そこでまさか…仲間と再会するなどと誰もが予想だにしなかった。
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