創造神の誕生(前) ―U―

□第43話 決戦!うちはマダラ
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「ぐああぁっ!」

サスケが追い討ちに火遁を食らわす。これで終わらない!

「だだだだだだあ!!!」

「ぐががががふぅがあぎがあ!」

「ふっ!」

「グボォ!」

「らあ!」

「ぐあぁ!」

俺は接近して連続格闘でダメージを食らわす!さらにボディに拳を叩きこみ、右足で蹴り跳ばした!

「な…何故だ?何故…実体化しているんだ!」

まあ…教えてもいいかな?マダラ、貴様は四方に分かれた俺と俺の分身体が作り出した結界の効果により…貴様は実体化したのさ!

「何!?」

実体結界・存在幻陣…こいつはマダラ、貴様を無理矢理強制的に実体化させる結界忍術だ!俺のチャクラを結界内に充満さしてお前を実体化させたんだ。
つまりここは俺のチャクラで貴様は実体化するしかない。逃れる方法は結界外に出るしかないが…かなり広範囲だからムダだ。

「……なるほど。厄介な術だな。キサマの分身体を見付けて始末するのは時間がかかる上に逃げるのは無謀だな。……だが!」

マダラの奴…まさか!?

「クククッ!キサマは言ったよな!キサマのチャクラを充満させて俺を実体化させたのだと!なら…キサマのチャクラを使い、キサマラを殺ればいい!ふふふふ…ハハハハ!キサマのチャクラで死ぬがいい!!」

なるほど…考えたな。だが…

「グゥゥアアァァア!!な…なん…だぁ…体が痛いィィ!!?」

ムダなんだよ。この術の最大の特徴は分身体4人の意志でコントロールされていてキサマのようにチャクラを無理矢理使おうとすると…体を壊す。
逆に俺が認めた奴…つまり仲間や友達には力を与える!つまり…今、ナルトとサスケに俺のチャクラを分け与えた為、2人のチャクラ量は上がる。

「今がチャンスだ!決めるぞ!ナルト!サスケ!」

「おう!」
「ああ!」

「仙人尾獣モード!!」

ナルトは仙人モードと尾獣化二つを同時にコントロールできるようになった。九喇嘛と信頼を勝ち取り最大の力を発揮できるようになった。2人の両手にチャクラが溜まる。

「うおおぉ!!仙獣法(せんじゅうぽう)・螺旋手裏剣尾獣玉(らせんしゅりけんびじゅうだま)!!!」
「はあああ!!千鳥光(ちどりこう)!!!」

「がああああっっ!」

2人の最強技がマダラに直撃する。
仙獣法・螺旋手裏剣尾獣玉…螺旋手裏剣と尾獣玉を交ぜた技。威力はナルトの中でも最強クラス!
千鳥光…千鳥を螺旋丸のようにして、それを投げて敵を仕留める技!これもサスケの中で最強クラス!

「グググッ…お、おのれぇ!このマダラが…うちはマダラがぁぁ!」

これで…お終いにしてやる!

「こぉのぉマァダァラァがぁぁ!!」

「ファイナル・ビッグバン・かめはめ波ぁぁぁ!!!!」

「お…おのれぇ!!リョウゥゥ!!ぐあああぁぁ嗚呼ああ嗚呼嗚呼あぁぁぁ……………」

最強技ファイナル・ビッグバン・かめはめ波を放ち、マダラを飲み込んだ。
ファイナル・ビッグバン・かめはめ波…ファイナルかめはめ波とビッグバンかめはめ波を合体させた技だ。
……マダラのチャクラが消えた。これで…奴は死んだ。

「終わったな」

「終わったってばよ」

「終わった」

…これで、戦争も終わりだ。

「勝った…勝ったってばよ!」

「ああ!俺達の勝ちだ!」

俺達は連合に帰還…マダラと残り1人を倒したと報告し全員に行き渡った。

“ワアアアアアアアアアアアアア!!!”




第四次忍界大戦……忍連合、死者約3万……暁、全滅
……………忍連合の勝利!!!
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