創造神の誕生(前) ―U―

□第55話 決戦!安土城
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「心配するな。俺もこの女を倒したらすぐに行く。だから早く魔王の所に行ってやっつけてこい!」

「OK!だが…その時にはすでに魔王は倒されてるぜ!」

「リョウ殿!先に行くでござる!だから…絶対に来るでござるよ!」

「ああ…任せとけ!」

某と政宗殿はこの先の階段に向かう!

「そうはさせない!」

「ふん!」

魔王の奥方が撃ってきたが、リョウが全て弾く。

「貴方…やってくれたわね。いいわ。まずは貴方から仕留めてあげる!」

「フッ…やってみな!」

この階段を上りあがればいよいよ魔王の所!扉を斬り開ける。

「ふぅぅむ…ここまでくるとは。龍のこわっぱと武田の子虎か…我に歯向かう愚か者は…」

この…男が第六天魔王【織田信長】!なんという覇気!なんという闘志!なんという威圧!これが…魔王織田信長!
震えが止まらぬ。某は恐怖している。政宗殿は…

「よう!アンタが魔王さんか!ようやくアンタをぶちのめせるぜ!」

「ほう…我を恐れぬか」

「Ha!悪いがてめえにびびってられないからな。てめえを野放しにしとけば奥州が滅んじまうからな!だから…絶対にアンタをぶっ殺す!」

政宗殿…

「甲斐の子虎もこわっぱと同じか…」

「無論!貴公は必ず我らが倒す!それが甲斐の為…そしてこの日ノ本の為になる!だから、絶対に貴公を倒す!!」

「ふん!よかろう!我自ら貴様らを地獄に送ってくれるわ!」

「違うな!Hellに行くのはアンタだ!第六天魔王!!」

「某らが必ず貴公を冥土に送ってくれるでござる!!」

「うつけどもがぁぁ!!余が必ず貴様らを地獄の門の入口まで、送ってくれようぞ!」

「いくぜ!真田幸村!」

「おう!伊達政宗!」

「ぬぅおおお!!」
「Yaaaa!!」
「はああああ!!」



慶次SIDE



「ほらほら…子供はもう寝る時間だよ!」

「だから、蘭丸は子供じゃなあい!!」

蘭丸の矢を全部弾いて防ぐ。こんな攻撃、孫市の銃攻撃に比べたら軽いぜ!そろそろ終わりにするか!

「ふっ!」

「うっ!…」

一気に接近して蘭丸の腹に柄で殴る。蘭丸は気を失い倒れる。蘭丸を端の壁にもたれさせる。ふぅ…あとは…

「慶次!」

ん?この声は…

「家康!」

家康がこっちに走ってくる。三成を倒したのか。

「慶次!無事が?」

「ああ。大丈夫だ」

「!…この子は蘭丸!殺したのか?」

「いんや…気絶さしただけだ」

「そうか…リョウ殿達は?」

「先に行った」

「そうか…」

互いに無言になる。だが一つ…確かな事がある。それは…

「リョウ殿達なら、必ず信長公を倒してくれるはずだ!」

「…ああ!あいつらなら必ずやってくれるさ!」

そうだ。俺も家康も共にきた奴等もリョウ達ならやってくれると信じている。その為にも…

「いたぞ!2人を仕留めろ!!」

『『『『『『おおおお!!!』』』』』』

「まずは、こいつらを片付けてやるか!!」

「そうだな!よし!いくぞ慶次!」

おう!家康!いくぞー!



リョウSIDE



銃の撃ち合いを続けている。全く互角のように見えるが俺が有利だ。濃姫は苛立ちをみせる。

「さすがにやるわね。でも……これはどうかしら!!」

どこからともなく濃姫の手にガトリング砲があり、それをガンガン撃ってきた。俺は躱し続ける。

「チッ…めんどくさい!その武器を破壊する!」

「!くっ!」

ジャンプで躱した後、銃エボニー&アイボニーでガトリング砲のを破壊する。濃姫は武器を放して離れる。武器は爆発し破壊した。

「くっ…なら、これならどうかしら!」

今度はバズーカ砲を取り出した。っていうかあれをバズーカ砲っていうのか?あれって確か地面に向けて撃って一直線に向けて飛ばす武器(技?)なんだよな。
…まあいいや。濃姫はその武器を俺に向けて撃つ。

「……ふふふ。これで死んだわ!」

「誰が?」

「?!!」

俺は濃姫のバズーカ砲を当たる寸前に高速移動で右に躱して銃で破壊した。

「くっ!まさか…ここまでやるなんて!」

「さて…後はその2丁の西洋武具のみ。撃ち合いといこうか!」

互いに撃ちまくる!だが…あんまり時間を掛ける気は無い!これで決める!

「チャージショット!ファイヤ!!」

「ガハッ!…そ…そん…な……上…総…介…さ…ま……」
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