創造神の誕生(後)

□なのは編 第2話 家族の素晴らしさ
2ページ/2ページ

む…無表情になっちまった。これは少し怖い。なのはは士郎の事を話してくれた。まあ知っていたが、一応しっかり聞いておく。
それにしても、桃子と美由紀はまだわかるが恭也は最悪だな。なのはを置いてきぼりにして復讐に駆り出されるなんて。

「そうだったんだ。ごめんなのは。悪い事を聞いたな」

「うぅうん。なのははリョウくんとであえたの。だからいまはしあわせなの」

これで決まりだな。俺はナルトとヒナタに目配せする。2人は気付いたので頷く。

「じゃあなのはちゃん。今からお父さんの面談に行きましょう?」

「え?でも…」

「もしかしたら目覚めてるかもしれない」

「…」

「これからなのはちゃんとこのお店で働く事になるからね。しっかりご挨拶しないとね」

「一緒に行こうな」

「はい…」

さて…それじゃあ行くか



ナルトSIDE



朝食を食べ終えて10時頃に全員で外に出る。数10分後、なのはちゃんの父親の士郎さんが入院している病院に到着した。
ここに入院しているのか。病室は……ここか。まずは入って確認だな。入ると痛々しい姿で眠っている士郎さんがいた。
かなりの大けがだな。

「おとうさん…」

「この人がなのはのお父さんか」

〔どうするの?仙豆を使って回復させる?〕

〔いや…それだと怪しまれる。だからヒナタに意識回復と多少の治療をやってもらいたい。ナルトは結界を張っておいてくれ。俺は外に出て見張っておくから〕

〔〔わかった!〕〕

「なぁ…なのは。部屋から出よう。少し廊下で待ってよう?」

「うん…」

リョウとなのはちゃんが病室から出る。よし…まずは結界を張る。それじゃあヒナタ、頼む。

「はい。任せて」

ヒナタが掌仙術で士郎さんのキズを治療をする。少しずつキズを治していき、意識も回復させるようにする。結界を張ってるから誰にもバレない。
………ん?意識が回復してきたな。結界を解きリョウとなのはちゃんを呼びにいく。



ヒナタSIDE



掌仙術で士郎さんの意識が回復したわ。ナルトがリョウさんとなのはちゃんを呼びにいった。

〔士郎が回復したのか?〕

〔回復したわ。もうすぐで目を開けるわ〕

ナルトがリョウさんとなのはちゃんを連れて一緒に入ってくると、士郎さんの意識が戻り目を開けた。

「………」

「おとうさん?」

「………なのはか?」

「おとうさん!!」

士郎さんの意識が目覚めたようでなのはちゃんは涙を流しながらまだキズがある士郎さんに抱き付く。さすがにキズが開いちゃうから離れさせる。

「……君達は?」

「自分達は今後貴方様のお店で働く創神ナルトです。こちらは妻の」

「創神ヒナタです」

「そして息子の…」

「創神リョウです」

自己紹介を済ませてどうしてここにいるのか説明する。簡単に簡潔に済ませる。

「ありがとう。家族は…お店はどうなっているんだい?」

「大丈夫です。皆さん元気です。桃子さんと美由紀さんがお店を盛り上げてくれたから潰れて無いし。大丈夫です」

「ただ…」

「恭也君はよく分からないのですが、聞いた話では復讐に駆り出されていてそれでよく家にいないようなんです」

士郎さんが困った表情になった。まさか…なのはちゃんの世話もせずに敵討ちをしているのだから…ダメダメにも程があります。
そんな暇があるのならなのはちゃんに孤独を与えないようにする事が最優先よ。

「全く…退院したら恭也にはキツく言っておかないと」

「あはは」

さて…しばらくナルトがお話してる間に私は桃子さん達に士郎さんの意識が回復しましたと伝えないと。



リョウSIDE



桃子と美由紀が来たので俺達となのはを除いて即退散した。ここからは家族の時間だからな。さて…帰るか。俺達は家に帰り、俺は部屋に入って別荘に入る。

「さて…修行でもしますか」

〔了解です〕

最近このジャケットコートもかなり制限されて重くなってきたな。そのおかげでかなり強くなれた。しかしまだだ!
まだまだ強くなるぞ!よし!始めようか!
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ