創造神の誕生(後)

□なのは編 第4話 原作開始
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オレはなのは達に話し掛けてニコポをする。ふふふ…これでなのは達はオレの女になる。オレの魅力にメロメロだ。
しかし、野郎がアリサに話し掛けてきやがった!勝手に話にきてんじゃねえ!オレは文句を言ってやるがこの野郎は無視しやがる!
何者だこの野郎!野郎は立ち上がり去ろうとしてやがる!逃がさねえ!


………あれ?ここは…保健室か?なんでここに眠ってたんだ?痛っ…なんか首筋が痛い!クソッ!いったいどうなってんだよ!
オレは保健室を出て屋上に行くと誰もいなかった!もしかしてなのは達は教室か?なのは達の教室に行くと確かに居たが授業中だった!
オレはこっぴどく叱られた!畜生!あの野郎許さねえ!放課後覚悟しておけよ!おっと!それよりなのは達と仲良くなっておかないとな。
ぐふふ…ぐへへへっ!待ってろよ!オレのハーレムメンバーよ!放課後になり、なのは達のあとを追いかける。あの野郎がいるのが気に食わんがどうせ途中で別れるはずだ。
その時を狙ってぐぷぷ…… あ?今オレを見なかったか?……気のせいか。お?別れた。さて…なのは達のあとを追って話し掛けますか。
そして…げへへへへへ……(恍惚とした表情)



リョウSIDE



あのバカはデブ系女子のあとを追いかけて行った。

「ねえ。さっきまであったあのねちっこくて気持ち悪い視線が消えたわね。まあ十中八九アイツだろうけど」

「さあな」

まあ、俺があのボケに幻術を掛けてデブ系女子をなのは達に見せてやったんだからな。それにしあのカスは隠れてたはずだろうがバレバレなんだよな。
視線やらで気付くし、オマケにチラッと見たら隠れてないもんな。クズは放っておいて俺はなのは達と別れた。それにしてもさっきから念話が五月蠅い。おそらくあのフェレットだろう。夜まで待つか。




夜になった。俺は外に出て建物の屋上に立つ。ついさっき一番喧しい念話が入ってきたからな。

〔マスター。どうしますか?変装していきますか?〕

「いや、どうせバレる。なら堂々としたほうがいい」

変装してもしょうがないからな。どうせ管理局がきたらバレるんだからな。どうやらなのはも行動したようだ。本当は俺が動いたほうが速いかもしれない。
だが…原作がおかしくなったら困るし。なにより俺のバサラは封印魔法が使えないんだよな。さて、あとを追いかけますか。
こっからが原作スタートの合図だ。



なのはSIDE



わたし、高町なのはは今とっても大ピンチです!夕方はケガをしたフェレットを助けたの。夜になったのでアリサちゃんとすずかちゃんにメールを送信していた時に、また頭から声が聞こえてきたの。
わたしはあのフェレットが気になってお母さん達には内緒で外に出て、フェレットがいる獣院の所まで走るの。
着くと世界が変わったの!え?なになに?なんなの?その時、木が落ちる音がしたの!急いでそこに行くと黒いなにかがフェレットを襲ってるの!
フェレットをキャッチするとなんとフェレットから声が聞こえてきたの!わたしはフェレットを抱えてこの場から急いで逃げたの!
何が何なのかわけがわからないの!電柱に隠れるの!すると喋るフェレットが素質があると言われたの!
何の素質かわからないけど、助けてほしいって言われたの!わたしは困ったけどフェレットの言う通りにしたの!
フェレットから紅く小さな丸い宝石をもらったの。フェレットの台詞を言う。

「我、使命を受けし者なり。契約の下、その力を解き放て。風は空に、星は天に。そして、不屈の心はこの胸に。この手に魔法を。レイジングハート、セーット・アーップ!」

〔Stand by ready、Set up〕

呪文を唱えると光に包まれ、学校の制服に似た服を着て、手に杖を握りしめている。ふぇ?へ?ええぇぇ〜〜!?なに?
どうなっているの!?これってもしかしてアニメとかでやっている魔法少女っていうの?

「来るよ!」

ふえ?正面を向くとあの黒い物体がいるの!どど、どうしよう!どうしたらいいの!?って、迫ってきたの!きゃああっ!

〔Protection〕

杖から声が聞こえてきて、目を開けると桜色の壁みたいなものが現れて黒い物体を食い止めてるの!黒い物体は弾き飛ばされてバラバラになったの!
なにをしたの!?この杖がなにかしたの!?

「今のは防御魔法だ!それにしてもあの突撃をあんなにあっさり…やっぱりこの子は…!危ない!」

へ?すると三つに分裂した黒い物体が3方向から迫ってきた!ダ、ダメ…

「ショット!」
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