番外編

□予告編 創造神の誕生 〜ISな外伝〜
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「それだけでいいのか?」

「ちーちゃんもヒドいよ!」

「ああ。親友とはいえ束姉は天災だからな。突飛ない行動にでるから少し注意深くしたほうがいいぞ」

「無視?無視なの?泣くよ?束、無視されて泣くよ!」

とりあえず2人に注意して終わりにした。こっから世界は大きく変わる。特に織班家と篠ノ之家は…






それから数年が経った。いろんなイベントの連続だった。まず、篠ノ之家はバラバラになった。束は秘密基地に逃げ、箒は国連に保護扱いにされた。
箒はその間、束の事を根掘り葉掘り聞かれたが知らないので答えられない。それが原因で箒は人間不信になりかけた。
ただ1人の存在が弱めてくれた。その人物こそ箒の姉、束だ。束が気付かれずに箒と連絡を取っていたからだ。
そのおかげで箒は家族の中で束だけは信用できた。それと密かに俺も連絡を取ってたからな。まあ、箒の事はこれくらいでいいだろう。
次に篠ノ之家が引越してその入れ替わりにある人物が転校してきた。その人物の名は【鳳 鈴音(ファン・リンイン)】中国からの転校生だ。
彼女とも仲良くなった。仲良くなった経緯は箒の時と同じく苛められていて俺がまたボコボコにしたからだ。

「や、やめテ…」

「あぁん?てめえみてえな中国が何言ってやがんだよ!」

「女のくせに男をばかにしやがって!」

「そんなこト…」

「うるさい!お前はだまってちぢこまってればいいんだよ!」

「ひぅっ!」

「…よぅ。お前達は懲りもせずにまた女の子を苛めてんのか?」

「はあ?…!あ、あぁ…」

「お、お前は…」

「もう少し痛め付けてやらないといけないかな?」

俺は鈴音を苛めてたガキどもをまたボコボコにした。

「あ、ありがト…」

「気にするな。俺はただ、徒党を組んで女の子を寄ってたかって苛めてるのが我慢ならなかっただけだ」

それ以降、俺と鈴音は友達になった。他にも新たに男友達ができたが、それはまたおいおい話すさ。それから数日、俺は千冬姉から第三回モンゾグロッソ大会の会場席を貰ったので会場に行く事になった。
そこで事件が発生。なんと、何者かが俺を誘拐しにきやがった。俺はわざとさらわれてやり、何が目的なのかしろうと思った。
どうやら、そいつらは何処かの組織で、どっかの国が千冬を目的で俺を人質にしたようだ。それを聞き耳立てて聞いてた俺はムカつき、縛ってた縄を外してそいつらを迎撃していた。

〔それじゃあやっちまうかバサラ〕

〔了解マスター〕

「な!こぞ…ぶべっ!」

「どうやっ、ぎゃばっ!」

外したのに気付いたやつらを俺は容赦なく叩きのめした。それから1人から情報を引き出してほどなくして千冬姉がやってきた。
救出にきたのだろう。救出されたあと、犯人達は御用となり千冬はギリギリ間に合い三連覇を果たした。その後、千冬姉は手伝ってくれたドイツに借りを返す為にドイツに向かい教導することになった。
実は俺をさらったやつらを雇った国は実は複数でその一国がドイツだ。ばらすにしても証拠が足りないので諦めたが。
千冬姉がドイツに行ってる間、俺は1人暮らしでたまに変化で大人になってバイトをしたりして政経をして中学に入りたての頃には海外旅行もした。
フランスに行ってとある会社の社長とその娘とも仲良くなったり、ドイツにいってとある黒兎と出会い何故か嫁宣言されたりと楽しい旅行をした。
中学2年の時に鈴こと鈴音が中国に引っ越す事になった。原因は両親の不仲らしい。このご時世ではよくある事だ。
約束もされてまたつつがない平穏がやってきた。それからさらに中学3年の高校受験の日。俺は一番平凡な学校に入学するため、試験会場に向かう。
……の、だが何故か迷いまるで導かれるかのように誘導されてるかのように進んでいる。これは…もしや。俺は携帯である人物に電話を取る。

「…もすもすもひねす!」

俺は携帯を切った。ああ…間違ない彼女の仕業だと。そう黄昏てると携帯が鳴った。

「…もしも「ヒドいよいっくん!挨拶の途中で切っちゃうなんて!」…はぁっ、束姉がおかしな挨拶をすっからだろ」

「あっははは!めんごめんご!」

「…箒に伝えますよ」

「ごめんなさいいっくん!」

やっぱり束にとって箒に嫌われるのは一番イヤなようだ。

「…まあいいです。それより束姉に聞きたい事があるんだが」

「もしかして、まるで誘導されてるって感じた?」

「…今の言葉ではっきりしました。アンタの仕業か」

「ポンピンポンピーン♪大正解♪」
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