短編
□テスト勉強
1ページ/1ページ
サ「はいっ次の問題。ここの空欄は何が入るでしょうか?」
「……わかりません☆」
サ「えぇっとここは……」
ナマエのわかりません☆の連続に対して、きちんと丁寧な説明をしてくるサボ。
テストが近い日にはいつも私の家庭教師代わりになってくれる。
持っているシャープペンの動かしている手を止めて、ある質問をした。
「サボってさ毎回私の家庭教師してくれて大変じゃない?でも、そのわりには成績トップだし………どうしてこんな私に付き合ってくれるの?」
そう言うとサボは微笑んで
サ「今回のテストの成績が良かったら教えてあげるよ。」
……キミの事が好きだからって。
END