短編

□裁縫
1ページ/3ページ



ル「ナマエー!!いるかーーっっ!?」


麦わら海賊団船長、ルフィのトレードマークとも言える大切な麦わら帽子を両手に持って、ルフィはやや焦りながらナマエの名前を呼んだ。


「どうしたの?ルフィ!?」

ル「ゴメン!!さっき敵船が来た時、おれの大事な帽子が傷ついちまってよ………。ナマエなおせるかっ!?」


ルフィが麦わら帽子をナマエの前に出して言った。よく見てみると帽子のつばの部分が少し穴あき状態だ。



傷ついた自分の大切な帽子を心配そうに見つめる。



「うん!!これ位なら私でもなおせるよっ!!ちょっと待っててね!!」



そうルフィに伝えて、女部屋に置いてある裁縫用具を取り出してきた。



ナマエは時々、ルフィの大切な麦わら帽子をなおす事があった。ルフィいわく、最初の頃はナミが応急処置をしてくれたそうなんだが、今では料金システム制になったので、裁縫の得意なナマエに頼むようになったとか。



ル「よかったぁー!!もう、かぶれねぇかと思った!!」



ほっと息をつくルフィ。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ