短編

□裁縫
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じぃ〜。





ちょっ…これはやりづらい(汗)


じぃ〜。


さっきからルフィがナマエの裁縫している姿をずっと見ている。




「ルフィ…?なおったら呼んであげるから、ウソップ達と遊んできたら?」


ル「…いや、いい。ナマエの作業してる姿が見たいんだ!!頼んだのおれなんだし!!」



大好きなルフィにそんな事言われたら、恥ずかしいし気になって作業出来ないよー!!



そう思いながら縫っていると、





チクッ








ナマエの左手人差し指に軽い痛みが走った。



「イタッ…!!」



どうやら針で指を刺してしまったようだ。


人差し指から少し血が出てくる。



ル「大丈夫か!?」



すると、ルフィがナマエの左手を持ち上げて血が出ているナマエの人差し指をそのままルフィの口でパクッとくわえてしまった。



波音が静かに聞こえる。



ほんの一瞬でも、時がたつのが長く感じた。








ルフィは丁寧にナマエの血を舐めて止血したら、



ル「しししっ!!これで大丈夫だっっ!!」



と言って、太陽みたいに笑っていた。



ナマエは顔を真っ赤にさせながら休んでいた手を動かすのであった。



END



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