短編
□至近距離です。ルフィさん!
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「ちょっと待って!」
ルフィ「何だ?ナマエ!これは罰ゲームだぞ?」
そう言ってルフィが手に持っているのは某お菓子メーカーのポッキー。
はい。皆さんの予想そのままです(汗)
ルフィと2人でジャンケンして勝った方が何でもお願い事を聞くという無謀なゲームにのってしまった私はただ今、ポッキーゲームをさせられそうになっています。
ルフィの事だからてっきり宿題やったやつ見せてくれぇー!!!なんて言うのかと思ったら大間違い!!
しかもポッキーを口にくわえながら彼は蔓延の笑みだ。
ルフィ「ナマエー?ははくぅー!!※訳:はやくー!!」
だああああああっ!!
そんな顔でおねだりしないでくださいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ/////
「…………////もうっ!!わかったよ!!やれば良いんでしょ!?」
もう半ばヤケクソになった私はルフィのくわえているポッキーの反対側端をくわえる。
ドキドキしながらもゆっくり端を食べていこうとした時……
ポキポキポキポキポキっ!!
ルフィがものすごい勢いでポッキーをかじっていた。
ちょ―――――!?ルフィさんっ!?いくら食欲あり過ぎだからってムードというモノを考えましょ!!!
そう突っ込んでいる場合も無いくらいに数秒でルフィとナマエの唇の距離が一気に縮まる。
至近距離です。
ルフィさん!
ポッキーを食べ始めた時と同じ勢いで止まらないルフィはそのままナマエに口づけをした。
チュッ!!
その後ずっとルフィは長いキスをしていた。唇を離すと私は恥ずかしさのあまり、すぐさま自分の唇を手で覆い隠した。
ルフィ「しししっ!!ごっつぉさんっ!!」
ナマエを見ながら満足げに微笑むルフィがいた。
ルフィ「なぁ〜なぁ〜?もう一回やろうぜ?」
「誰がやるか!!あんな寿命縮めゲームっ!!///」
END