魔法少女リリカルなのは〜Extreme Heart〜
□第六話
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「はぁ――――・・・・・疲れた。」
部屋に戻るや否や、なのははベットに倒れこんだ。
元々、旅をしていたなのはだが、喫茶の様な店の手伝いはした事がなかったので、予想以上に気疲れしていた。
と
(マスター。疲れているところ、申し訳ないのですが・・・・)
「エクス?どうかした?」
首に下げられている虹色の宝石、エクスがなのはに語りかけてきた。
(先ほど、ここから三キロ離れた公園にて魔法反応を感知しました。)
魔法
その言葉を聞いただけで、なのはは忽ち飛び起きた。
先ほどまで、疲れていたような顔は吹き飛び、真剣な表情でエクスからの報告を聞く。
(反応は二つ確認しました。1つはデバイス所持者による物、もうひとつは現在解析していますが・・・・・残念ながら不明です。)
「ん・・・・わかった。それだけわかれば十分だよ。」
そう言うと、なのははベランダに出て周りに誰かいないか確認する。
「誰もいないね・・・・・。とはいえ帰ってきて早々に問題ごとか・・・」
(あなたは大抵、良くない事に関わりますからね)
「それ・・・結構気にしてるんだよ。」
さりげなく、失礼な発言をしたエクス。
それを聞いたなのはは苦笑しながら返事する。
「さてと・・・・・行く?」
(元より、マスターはそのつもりでしょう?)
「にゃはは・・・バレてた?」
そう言いながら、なのはは魔法陣を展開する。
(座標位置指定・・・・・準備完了。)
「家族には・・・・後で、知らせないとね・・」
そう呟きながら、なのはの姿はベランダから消えた。
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