魔法少女リリカルなのは〜祝福の風の精霊と時の旅人〜

□第四話
1ページ/7ページ


私の風の検索の結果、過去の世界に来てしまった私達は今、街の中を歩いている。
とりあえず、街を見て回ろうというカイトの申し出で、私はそうしている。

しかし、本当に久しぶりの海鳴の風は心地良かった。

精霊になると、知覚が広がり、様々な事が分かるようになった。
先ほど私が使った風にも風自身に感情があり、優しさや怒りや悲しみ等の気持ちがある。
ここ海鳴の風は、とても安らぎがあり、心地よいものだった。

『こういう風景も悪くないね。』

「あぁ、そうだな。久しぶりだが、やっぱり海鳴の空気は良いな。」

リインは辺りを見ながら言った。

そんなリインをカイトは微笑みながら、歩き続いた。

2人はそうして、しばし、街の風景を見ながら、楽しんでいた。









2人は、商店街などを抜けて住宅街に入っていた。

その風景を見ながら、2人は歩き続けていた。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ