魔法少女リリカルなのは〜祝福の風の精霊と時の旅人〜

□第九話
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『あ〜、えぇ気持ちやぁ〜〜〜』

「はやて・・・・・・セリフがおっさんくさいですよ。」

どうも、はやての家族のリインフォースだ。

今、私達は家に帰宅し、私とはやてはお風呂に入っている。

カイトは、夕飯の準備している。

なんでも本人曰く

『誰かの助けになるって良いことだよね♪』

と女の子ような発言をしたので、私とはやてが若干ひいていたのが記憶に新しいところだ。

しかし、今はそれよりも









「はやて、さっきからワキワキさせているその手は何ですか?」


そう、今私が気になっているのは、はやてが先程から私を見ながら、手をワキワキさせている事だ。

『あぁこれな、それはリインフォースにあんなことやこんな事をしようとな・・・』

「は、はやて?目から光が消えているんですけど!?」

『はてさて、何のことやらなぁ?』

気付けばはやての目から光が消えていて、尚且つ少しずつ私に近づいてくる。

まずい!色んな意味でまずい!

私から何かが失われそうで





「あの、私は先に上がりますので、はやてはゆっくり浸かってて下さい。」

とにかく、この状況から脱出しようと決め、私は上がろうとしたのだが。





『そんな・・・リインフォース。動けへんうちを置いて先に上がるんか?』

「うっ・・・」

涙目と上目遣いの必殺コンボの前に私は戸惑う。

勿論断る事も出来るが、現にはやては足が不自由故に動く事が難しい。
そう思ったら断るのも断りきれず

尚且つ、そんな事を言われたら、私とすれば放っておくわけにもいかず。

結局は
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