Angel Beats! 〜イレギュラーな俺〜
□プロローグ
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はぁ…、俺の人生もここまでか…。
はっきり言って、さんざんな人生だった…。
今、死ぬってところなのに、マシンガンを連射する音や獣の声、ありえないだろ…。
もう少し、楽しみたかったぜ…。
でも、アイツと話したり、ゲームしたりしたのは、楽しかったな…。
こんな人生の中で、一番楽しい時間だった。
アイツは思ってないかもしれないが、俺は親友だと思っている。
まあ、年が近いのはアイツだけだったからかもしれないがな。
腹に手を当てると、狂いそうなほど痛みが押し寄せてくる。
うめき声を上げると思ったが、そんな体力はない…。
まあ、こんなもんだろ、人を散々殺してきた俺には…。
もう、地獄に行こうがどうしようが構わねえよ…。
早く、この人を殺す音を止めてくれ…。