トリップ
□4話
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次の日の授業
「白野!ここの問題分かるか?」
『・・・・・・・2x』
「おう正解だ」
「・・・・・・・」
また見られてる
え?何?あたしなにか悪いことした?
キーンコーンカーンコン
「今日の授業はこれで終わりだー気お付けて帰れよ〜」
放課後というものはさびしいもので教室にはあたし一人
『どうせみんなバスケ見に行ってんだろうな
なんかあの黄色い頭が「みんな来てくれてありがとうッス(シャララ☆)」見たいな感じなんだろうな』
行きたい!!!!!!!!けど接触するともっとめんどくさいいいいいいい
『ふぅ・・・』
ガラガラガラ
「あ、白野さんまだいたんですか」
おっとここで黒子の登場だあああああ
『え?う、うん』
コミュ障なのばれるぞあたし
「やっぱりあの時助けてくれたのあなたですよね?」
ばれてるううううううううう
『なななナンノコトカナ?』
「ふふっやっぱり あの時はありがとうございました」
天使だ
『ばれてましたか・・・・いいやいいですよ
あたしが助けなくても誰かが助けてくれただろうに
あなたみたいな清潔なものに不潔なあたしが
触ってしまい申し訳ない。』
土下座しょうとしたあたしに
「え!?何してるんですか
僕は感謝してるんですよ
僕は影が薄いからみんな素通りして行くんです」
あぁ・・・そっか黒子影薄いんだよね
やばい・・・黒子との距離が近すぎて照れる
『そろそろてをハナシテホシイカナ?』
「あぁすみません僕はもう部活に行きますね
明日ハンカチ返します」
ガラガラガラ
『まじかよ・・・』
ここから平凡なあたしの人生設計が崩れ落ちたのであ〜る。
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