怪物
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それからあたしたちは家に向いて歩きだした
ガチャ
「おうおかえり遅かったなぁ〜・・・・・・・・っておい!!その傷はどうした????」
一番に出迎えてくれたのはルキーノだがあたしの頭の傷を見た瞬間驚いた様子で聞いてきた
「傷?ははっどっかでころんだか?」
どうやらルキーノの声がだいぶ大きかったみたいでみんなが出てきた
「名無しさんごめん。さっきのは見て見ぬふりなんてできねーわ。どういうことか説明できるかしら?」
おどけた口調で言っているが目は真剣
「さっきの?なんだ?なんかあったのか?」
いよいよ話すときが来た。
受け入れてくれないかもしれない
また怪物と呼ばれるかも知れない
嫌われるかも知れない
でも彼らには他とは違う何かがある
信じられる何かがある。
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