男前少女

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「全員来てるわね!!」



「いくぞ!」




会場に向かって歩いている途中




『火神君また寝れなかったの?』


「またですか」


「う、うるせぇ!」





_____________







「てかお父さんいなくね?」


「そういえば」





ガツン



「ニッポン ヒクイ ナンデモ」




「(デ、デケェ)」






「すみませんー遅れましたー」



「なんでそこだけ流ちょうなんだよ」





日向先輩の持っていたボールが転がり相手選手の足に当たった



「あ、すんません」



「そう言えばおたくら海常に勝ったてほんと?






「あ、いや練習試合っすけど」



「思ったよか大したことないんだキセキの世代って」





イラッ




「キセキノセダイ? マケ?


ソイツラニ カツタメニキタノニ


コンナ ガッカリダヨ ヨワクテ」






イラッ





すると黒子くんが”お父さん”とぶつかり




子供がコートに入っているーとか


「アンナ コドモノイル チームにマケ?

キセキノセダイ ミンナコドモ?」



イラッ


笑いをこらえてる選手を尻目にあたしは


「ちょ さきちゃん?」





”お父さん”の後ろに回り膝かっくんをして跪かせた


誠凛のほうで「んなっ!」とか聞こえたとか無視


そして上をむかせて



『セネガルだがなんだがしらねーけど

あんまキセキの世代やうちを馬鹿にすんじゃねーぞ


てめーのその長い手足粉々に砕いてやろうか?
あ゛?


今からテメーはその”子供”のいるチームに負けるんだよ。』





「ゴメンナサアアアアアアイ」






”お父さん”は涙目になりながら走って行った




「ありがとうございますさき」



『いいよ正直あたしもいろいろイラっとしたからね


スッキリ』







「お前らさきちゃんこれからは怒らせんなよ」



「「「「はい」」」」










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