男前少女
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「全員来てるわね!!」
「いくぞ!」
会場に向かって歩いている途中
『火神君また寝れなかったの?』
「またですか」
「う、うるせぇ!」
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「てかお父さんいなくね?」
「そういえば」
ガツン
「ニッポン ヒクイ ナンデモ」
「(デ、デケェ)」
「すみませんー遅れましたー」
「なんでそこだけ流ちょうなんだよ」
日向先輩の持っていたボールが転がり相手選手の足に当たった
「あ、すんません」
「そう言えばおたくら海常に勝ったてほんと?
」
「あ、いや練習試合っすけど」
「思ったよか大したことないんだキセキの世代って」
イラッ
「キセキノセダイ? マケ?
ソイツラニ カツタメニキタノニ
コンナ ガッカリダヨ ヨワクテ」
イラッ
すると黒子くんが”お父さん”とぶつかり
子供がコートに入っているーとか
「アンナ コドモノイル チームにマケ?
キセキノセダイ ミンナコドモ?」
イラッ
笑いをこらえてる選手を尻目にあたしは
「ちょ さきちゃん?」
”お父さん”の後ろに回り膝かっくんをして跪かせた
誠凛のほうで「んなっ!」とか聞こえたとか無視
そして上をむかせて
『セネガルだがなんだがしらねーけど
あんまキセキの世代やうちを馬鹿にすんじゃねーぞ
てめーのその長い手足粉々に砕いてやろうか?
あ゛?
今からテメーはその”子供”のいるチームに負けるんだよ。』
「ゴメンナサアアアアアアイ」
”お父さん”は涙目になりながら走って行った
「ありがとうございますさき」
『いいよ正直あたしもいろいろイラっとしたからね
スッキリ』
「お前らさきちゃんこれからは怒らせんなよ」
「「「「はい」」」」
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