くそびっちといいんちょう

□超高校級の朝
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キーンコーンカーンコーン...


部活終了のチャイムが響く

うむ!
今日も絶好調である!

今日は教職員と風紀委員による風紀チェックの日である!
寄宿舎組と自宅通学組がいるため、昇降口前の廊下でやる。

というのもだな..個性の強いこの学校ではなかなか直すものは居ないのだが

だとしてもだ!
超高校級の風紀委員であるからには全うしなくてはならない役職である!

そしてだ、
せ、先日の...あの女生徒に会えればせめてお名前でも...

って何を考えているんだ!!僕はぁッ...!!!

煩悩を振るい落とすが如く左右に首を降る


「あっ、石丸くんおはよぉ...」

か細い声で挨拶をかけてくれたのは同じクラスである不二咲くんであった

「やあ!不二咲くん!!御早う!実に良い朝だな!」

そう返すと不二咲くんはにこっと笑い

「うんっ!とっても良いお天気だよねぇ、あっ、今は風紀委員のお仕事中だったねぇ..ごめんなさい...」

「いやいや、気に留めることではないぞ!挨拶というのはとても大切なものなんだ!」

と返すと暗い表情だった不二咲くんはまた灯りがともったように笑い

「そ、そうだねっ!えへへっ、なんかありがとう。じゃあ先に教室にいくね、」

と教室のほうへ向かっていった。


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